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BMW用・ウマに付けるブロック (Ver.2)

BMWに合う、ウマ(ジャッキスタンド)用の当て駒を作り直しました。

以前作ったコマ

2年前にこれを作ったのですが、脚が片方折れてしまいました。もう一度作り直すにあたり、折れにくく、かつ、作りやすく改良を加えることにしました。

積層ライン(水平)方向は割りと簡単に折れてしまいます。

以前はこのように剥がれ防止の脚をモデリングして、一体型で出力していました。

材質はABS。MicroMakeのデルタ型プリンターで。

BMWウマアダプター
ウマの頭に付けるブロックです。BMWのジャッキアップポイントに合う形で作りました。 手前の白いのはフレームやデフ等に当てる用。 ウマ用コマ 先日作ったBMW用ジャッキアダプターの水平展開。同じ形のブロックを3Dプリントして、馬の頭に取り付け...

新しい設計

ブロックと脚を分けてプリントし、接着する方法を考えました。

上下2パーツに分けることで、折れにくい、丈夫で綺麗なコマが作れると思います。

CURAの設定

ABSの収縮率を考慮して、CURA上でモデルを0.7%拡大します。充填率は50%。

脚のパーツは充填率100%で。脚はこの方向でプリントするのがミソ。

advancedの設定は上のようにしました。

Anycubic i3 Megaでプリント

ブロックの底は平滑な面が作れ、表面も綺麗にプリントできます。

積層ラインが縦になるので、しなりやすく、折れにくいです。

4つのボスで位置決めし、上下2つのパーツを接着します。

ウマに接する面もサポート材が不要なので、綺麗にできました。

馬(エマーソンジャッキスタンド EM-25)に嵌めて使います。

コマの天面がジャッキアップポイントの底面に当たっているので、樹脂の縁には力が加わらず、傷みにくいのが特長です。(写真は2年前のもの)

 

コメント

  1. OJISAN より:

    いいですねえ
    なんでも作れて、真空管CPUは指をくわえて見ているだけですよ
    でも、いい時代と言うかすごい時代になりましたね
    壁掛けTVは、ちょっと前はマンガの世界でしたからね
    車が空を飛ぶのも、あと少しですね。

    • oink! より:

      デスクトップマニュファクチャリングを目指す者には3Dプリンターは必須アイテムです。5万円程度で機械が買えるんですから、いい世の中になりましたね。
      インクジェットプリンターのように普及するのは難しいと思いますが、
      例えば、もっと簡素化して、小麦粉を溶いたものをホットプレートの上に押し出して絵を書くとか・・・売れないかなぁ~

  2. S爺 より:

    3D CADソフトが自在に使えないと、3Dプリンター関連は話にならんので、準備をはじめています。

    oinkさん、3DのCADソフトは、Rhino(ライノ)ですか? 価格は、Mac版が10万円、Windows 版がなぜか15万円と高いのは謎なソフトですけど。

    • oink! より:

      はい。Rhinocerosです。
      個人が買えるレベルの値段で、良く出来たソフトです。Mac版が安いのは普及させるための戦略価格じゃないですかね。15年ぐらい前はMac用CADは精度が悪くて話にならなかったですからね。今はMac版で問題ないと思います。
      私は安いshadeから3Dを始めました。これでも3Dプリントできると思いますが、やっぱりCGソフトレベルです。(疑似演算とか。)

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