ゴミとして貰ってきたPanasonicのドライヤーです。コンセントに挿してテストしてみたところ、特に異常なく熱風がでてきます。

問題があるのは、先端に取り付ける速乾ノズルだけみたい。
EH-NE4J
Panasonicのイオニティというイオンを出しながら大風量で速乾できるドライヤーです。

通常は速乾ノズルを付けて使うのだと思います。
問題は、4つの爪の内の1つが欠けていて、簡単にポロッと落ちてしまうこと。

本来は速乾ノズルを差し込んでひねった後、ネジで固定されていたみたい。

欠けた爪の先端にネジ穴が少し残っています。その下に円の溝が設けてあり、ネジ止めしても、ノズルが360°回転するようになっています。
再生
CDのケース(スチロール系)等の板を切ってもいいけど、板が二次曲面なので、3Dプリンターで作ったほうが簡単そう。ということで、まずはモデリング。

本体側の隙間や他の爪から欠損した爪の形を想像してデータを作ります。

青い部分はサポート部分。これも含めてモデルを作ります。

この向きで出力します。積層ピッチは高精度の0.1mm。

フィラメントは透明ABSを使いました。

サポート部分をニッパーで切って、ヤスリで調整します。
修理
基本的な修理の流れは、ノズル側と作った爪がピッタリ嵌るようにヤスリで形を整えた後、接着剤を注入して溶着します。

接着面積を増やすため、欠けた爪の部分をコの字に切り取ります。

プリントした爪を差し込み、二塩化メチレンで接着します。

短いタッピンネジを探してきて、太さ、長さが合うか確認。
完成
ノズルを差し込んでひねり、ひねりが戻らないようにネジで固定すれば修理完了です。

また1個ドライヤーが増えました。ポリパテや塗装を乾かすためのドライヤーばかり増えて、これで3台目。

完璧です。でも後から知ったのは、この速乾ノズルはたった330円で買えるのね。工数かけて直すよりも、こんなのは買ったほうがイイですよ。

