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激安A3カラーレーザープリンター購入

15年使ったA3カラーレーザープリンター(EPSON LP-8800C)がとうとう動かなくなったので、さっさと諦めて最新機種に買い替えました。

買ったのは、エプソンのLP-S6160。予想はしていたけど、デカイです。

LP-8800Cがお陀仏

先日分解清掃したLP-8800Cですが、「サービスヘレンラククダサイ E526」 ってエラーメッセージが頻繁に出るようになりました。こうなるともう手に負えません。

修理したら5万円ぐらい掛かるのかな?もう十分です。とっくに元を取ったでしょう。

プリントも全体が黒ずんで、綺麗に出なくなってしまったし。

うるさいのでガレージに置いてました。

A3カラーレーザープリンターの修理
2002年頃から使っている、現役カラーレーザープリンター EPSON LP-8800Cです。最近紙詰まりエラーで止まってしまうので、分解修理してみました。 うるさいので、ガレージに置いてます。酷く黄変していますが、プリント自体は綺麗です。 ...

Epson LP-S6160

コレを選んだのはまず第一に低価格なこと。購入価格は3万2千円ぐらいでした。15年前に買ったLP-8800Cは23万円ぐらいしたので、実に1/7ですよ!

4人以上で運んでくださいとありますが、佐川のお兄さんは一人で運ぶ感じでした。(落とされても嫌なので、手伝いましたけど。)

手前はトナー、感光体など消耗品が入った箱です。

開封

40kg以上の重量を支えるため、下の台座(ダンボール製)もかなり頑丈に作られています。

一人で持ち上げるのはきついですが、片足ずつ移動するならできそうです。

スターターキットにはトナー、感光体、電源ケーブル、ドライバCD、セットアップガイド

トナーは小さいです。以前の(LP-8800Cの)トナーは賞状の筒ぐらいの大きさでした。

トナー・感光体のセッティング

セットアップガイドに従って、トナー4個、感光体ユニット4個をセットします。

左の蓋を開けて各色トナーをはめ込みます。

各トナーのレバーを上に動かして、ロックします。

感光体もCMYK各色セットします。光を当てない方が良いので、ササッと済ませます。

仕様

  • 解像度:600x600dpi 1200x1200dpi (9600×600 dpi)
  • プリント速度(A4カラー片面):25ページ/分 (8ページ/分)
  • ウォームアップ時間:15秒 (330秒)
  • 寸法:499.5mm×538mm×422mm (650mm×647mm×554mm)
  • 本体重量:41kg (70kg)
  • インターフェイス:1000Base-T、USB2.0 (USB2.0)
  • 標準RAM:1024MB (32MB)
  • 消費電力(最大/平均/待機/スリープ):1120W / 460W / 57W / 2.12W     (1100W / 550W / 240W / 30W)
  • 騒音(印刷時 / レディー時):54.4dB/ 19.5dB (54.8dB / 38.3dB)
  • 製品寿命:5年/60万ページ (5年/18万ページ)

※カッコ内の数値はLP-8800Cの場合

Pros & Cons

Pros

  • 価格が安い
  • 動作音が静か
  • ウォームアップが速い
  • メモリー1GB、LAN接続が標準装備
  • 印刷品質は綺麗
  • 軽量小型化されている

Cons

  • トナーがすぐに空になる
  • 全体的に華奢で、樹脂が折れそう
  • 純正トナーが高い

まとめ

新しいプリンターは15年前の1/7程度の価格で買えます。音が静か(感覚的には旧機種の半分以下)で、部屋に置いても全く気になりません。また、ウォームアップの時間が20秒程度で、スイッチを入れてすぐに印刷できます。(旧機種は5分ぐらい待つ必要がありました。)メモリーも標準で1GBあり、何も問題ありません。

旧機種のLP-8800Cはトナーや感光体の在庫があったので、騙し騙し使ってきましたが、こんなことなら、もっと早くに買い換えるべきだったと思います。

動画(プリントの様子)

スイッチを入れてから準備完了までと、印刷コマンドを送って排出までを動画に収めました。

このレーザーの速さ、手軽さを体験すると、すぐ目詰まりするインクジェットはもう使おうという気が起きません。トナーと感光体がもう少し安ければ言うこと無いんですけどね・・・。

コメント

  1. OJISAN より:

    ウオームアップ20秒ですか、昔からくらべれば音速ですね
    昔は、電源ONからしばらくの間はジーコンガーチャコンと
    お前なにやってんのってくらいに、時間がかかりました
    でも印字はきれい、スタートも早いいいことづくめですね
    そうですねぇトナーや感光体が、もうすこし安いといいんですが
    でもメーカーは本体では儲けてません、消耗品で儲けてるんですよ
    また10年は持ちますかね・・希望ですね

    • oink! より:

      いつもコメントありがとうございます。
      どういうわけか、コメントがスパム扱いされて隔離されていました。
      大変失礼いたしました。
      今更ですが、コメントを承認し、NGワードを見直しました。
      今後ともよろしくお願いいたします。

  2. 鍛冶屋 より:

    >購入価格は3万2千円ぐらいでした。
    完璧に原価割れしてますよね。
    コピー機やプリンターは、過激な価格競争の末に本体での儲けは諦めて消耗品で元をとろうってんで、これでサードパーティなんか使われた日にゃメーカーもやってらんないっすね^^;)。

    しかし、コピー機の動作原理(レーザープリンターも同じ原理)って、ホント凄いですよね!。よくこんな機械が動くものだと感心します。しかもカラー機は、それを3回も繰り返してんですから・・・もう神業です。

    • oink! より:

      インクジェットもそうですが、ウチの場合は本体もインク・トナーも安い互換品の方を買っているので、メーカーからしたら一番嫌な客でしょう。
      しかしレーザープリンターはよく出来ていますね。前回刷った図柄が残らず、次の図柄がすぐに刷れるっていうのは中々凄いと思います。
      15年前の機種から基本的な仕組みは変わっていないと思いますが、いろいろ簡素化されている感じです。歯車が欠けたりしないとイイんですけどね。

  3. OJISAN より:

    すごいですね
    レーザープリンタにしても、コピーにしても原理は一緒ですが
    レーザ光線を、鏡に当てて画を描いてるんですが
    よくそのタイミングが合うと思います
    発明した人はきっと宇宙人???

    • oink! より:

      粉を紙に乗せてを4回やって、定着させてを1分間に25回ですか。
      人間には出来ませんね。

  4. しん より:

    A3のカラーレーザーがそんなに重いのにびっくり。
    A4は持っているのですが、まさかと。
    でもなんか欲しくなっちゃう。

    • oink! より:

      40kgのものを一人で持ち上げるのはかなりきついです。
      15年前のモデルは70kgですから重いなんてもんじゃないですね。
      でも1台あると便利ですよ~ 場所取りますけど。

  5. QQQ より:

    LP-8800Cを未だ使っていて、E526のエラーコードが出まくったため、検索してこちらに辿り着きました。

    全く同じ状況で、こちらもとうとうお陀仏のようです。

    買い替えも考えましたが、LP-8800Cと比較してLP-S6160の発色、色の再現性はどんな感じですか。LP-8800Cと遜色ないでしょうか。

    ぜひ教えていただきたいです。

    • oink! より:

      E526が出ましたかぁ。
      私の感想としては、発色とか解像度とかの性能は8800Cと比べ同等以上だと思います。
      今までと同じように厚紙にも印刷できるし、特に不満はありません。
      EPSONの上位機種のプリントサンプルは見たことありませんが、スペック表で比較してみると、スピードと耐久性に違いがあるだけで、基本的なしくみは同じなんじゃないでしょうか?

      • QQQ より:

        ご返信ありがとうございました。

        当方は印刷業界なので色の再現性が必須でして、本来はAdobeのPostScript3対応しか選択肢はなかったのですが、おっしゃる通り購入価格がネックなのです…

        LP-8800CもPS3対応にしており、加えて出力サイズもA3ノビ対応であるLP-8800Cと同仕様を現在のエプソンのラインアップで考えると30万円になります。(A3ノビでない機種なら15万円)

        15年も使っていると劣化もあって、新品当初の再現性も落ちてきて今は本来の色とは違ってきているのも事実です。
        であるなら、この際PS3もA3ノビも諦め、1/10や1/5の価格となるLP-S6160にしようか迷っているところです!

        • oink! より:

          PS3もA3ノビも諦めが付くなら、LP-S6160でも行けるのではないでしょうか。
          3万円台だし、セカンドプリンターと割り切っても良いのでは?
          でも、店でプリントサンプルを比較したほうが確実だと思います。

  6. もっきー より:

    oink!さんの真似をしてLP-S6160を購入しました。
    仕事で図面を印刷するので、黒ばかりが消費され、ついに「ブラックトナーの交換時期が近づきました」の表示が出てきてしまいました。
    トナーを購入したいのですが、oink!さんはどんなトナーを使っていますか?
    まだ交換していないでしょうか?

    • oink! より:

      LP-S6160を買って1年後ぐらいにイエローが空になりました。
      交換したのは3000円ぐらいの互換トナーです。
      エコスロバキアってところの製品ですが、ちゃんと認識して問題なく使えています。
      使えないって言う人も多いので、絶対大丈夫とは言えませんが、互換品の4本セットが一番安いですね。
      一応他の色もエコスロバキア製を在庫しています。

      • もっきー より:

        なるほど、エコスロバキアですか。
        amazonで見てもどこもあまり変わり映えしないというか、当たり外れがあるようですね。
        本体が壊れるのは勘弁ですが、万が一の時に返品交換ができるところがいいですね。
        自分は結局W-Printってところのを買いました。
        吉と出るか凶と出るか…

        • oink! より:

          思うのは互換トナーを買うなら、切れてからのほうが保証が効くので良いということです。私の場合「トナーの準備を・・」って液晶にメッセージが出た頃に買ったのですが、実際に交換したのはそれから1年数ヶ月経ってからでした。運良く使えたから良かったものの、もし使えなかったら返品交換はできなかったでしょうね。

          あと、どこで買っても品質にそう違いは無いと思います。ダメダメレビューを書いている人はたまたまハズレを引いただけで、不良率はそう変らないんじゃないでしょうか。中国的商法は品質検査はいい加減だけど、不良だったらすぐに交換してくれますよ。

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