単3/単4サイズの充電池といえばニッケル水素が思いつきますが、1.2Vと電圧が低いのがデメリットでした。ということで、この度人生初の1.5VのLi-ion電池を買ってみました。
3種類のブランドの電池と、1.5Vリチウムイオン電池用充電器を買いました。
DELEIPOW
amazonで見つけた電池4本と充電器がセットになった商品です。日本市場向けに専用パッケージで発売されています。購入価格は2,400円ぐらいで、お買い得。
電池容量は3400mWhの1500サイクル。1.2VのNi-MHや3.7VのLi-ionも充電できます。
充電器のサイズはコンパクトです。USB Type-Cのケーブルが付属しています。
充電前の電圧を測ると1本が1.48、残り3本が1.49Vでした。
2直列で2.97V。特に問題なく使えそうです。
充電時の電圧は4.25Vでした。ということは普通のLi-ion用充電器でも充電できるのかも?
Ni-MHの充電電圧は1.29Vでした。
各種電池を混ぜこぜでも問題なく充電できます。
DAWEIKALA
後からAliで買ったDAWEIKALAの1.5Vリチウムイオン電池6本組みです。6本にしたのは不良品が混じっていたとしても、4本は電圧が揃った物が欲しかったから。
Li-ion電池はeパケットライトで送るのが標準のようです。
きっちり1.5V出ています。
が、1本だけ0Vで使えない不良品でした。
不良電池は充電も出来ません。当然返品返金請求したのですが、面倒くさい事になりました。これについてはあらためて記事にしようと思っています。(記事はこちら)
SOSHINE
もう一つ、Aliで買ったのは購入実績のあるSoshineの電池です。AA/AAAを各6本。
10440/14500って書いてあるので3.7Vを間違えて買ってしまったかと思いました。
単3が3300mWh、単4が1100mWh。
1.49Vが2本、1.50Vが4本で、全て合格です。
単4のほうは電圧高めで、1.57V×1、1.56V×3、1.55V×1、1.54V×1でした。
まとめ
1.5VLi-ion電池は乾電池のように使えます。Ni-Mhと比べてどうか?ですが、直列2本までならLi-ion電池のほうに軍配が上がると思います。
当初の目論見は4直でストロボに使うことだったのですが、この場合はニ水の方が長持ちな気がします。4本中1本が弱ると内部抵抗で全体が弱る感じがします。
DAWEIKALAは品質が少し劣るかもしれません。ストロボで使うとE-TTLのランプが点いたり消えたりのおかしな挙動が起こりました。4AAのストロボで使うよりも、1AAの掛け時計や2AAのヒゲ剃りで使うと長くパワーが維持できて良いと思います。
Deleipow以外の1.5Vリチウム電池の充電はサポートしないとのことですが、特に問題なく充電できます。未確認ですが3.7V用の充電器でも充電できるのかもしれません。
3.7VのLi-ion電池を回路的に1.5Vに下げているため、電池が空に近づくと電圧が一気に下がります。そういった特性を理解して使えば、いろんなガジェットで使えそうです。
Deleipowの515充電器と同等品だと思います。
コメント
ストロボで使うのなら普段使いはエネループスタンダード(二次電池)が一番です。
(エネループプロは信頼性がないダメな電池だから絶対使わない事です。)
非常用保存や寒冷地などの用途であれば、スペースシャトルで採用されているリチウム乾電池(一次電池)が一番でしょうね。一次電池だから使い捨てで、安く買えても1本150円と高価ですが。
リチウムイオン充電池やリチウムポリマー充電池は耐寒性が無いから容量激減してダメです。
リチウム乾電池のレビューとしては下記記事が分かりやすいと思っています。
http://ad.impress.co.jp/special/schick1104/
エネループは使ったことがないので、検討してみます。
コメントありがとうございました。