捨ててほしいと引き取った「蓄熱式湯たんぽ」があるのですが、簡単に修理できれば使うし、直らなくてもどんな構造なのか中を見てみたい。

銘板にヒロ・コーポレーションとあったので、コレのシリーズだと思います。
電源入力側分解
液体の入った湯たんぽ本体にAC100Vを加えるための「蓄熱用電源ケーブル」を繋ぎ、動作テストしてみたところ、LEDランプが点かず湯たんぽが暖かくなりません。

アームを最大に引き上げた時、カチっと音がします。

100Vが通電される時はこの状態。

中に基板は無く、有るのはLEDとマイクロスイッチのみ。

左右のピンからヒーターを温めるためのAC100Vを加え、先端のピンはLEDを光らせるだけ。

マイクロスイッチは押すとOFFになるタイプのようです。

「蓄熱用電源ケーブル」は特に異常は無いみたい。湯たんぽ本体に内蔵されたヒーターに100Vが行ってない感じです。
本体側分解
カッターで袋を切って中を見てみます。

中にあったのはU字形のヒーター。
液体は蓄熱材なのか何なのか、白く濁っていました。

翌日には液体は透明になり、白い粉が沈殿していました。

ここから更に分解できるのはヒーターを覆っている樹脂ケースのみ。

これ以上は防水シールされているため、分解できません。(壊すのみ)
仕組み
ネットで蓄熱式湯たんぽを調べていたら、それっぽい回路図を見つけました。

本体側に温度ヒューズとサーモスタットが入っているようです。

出典:◇火災原因調査シリーズ(110)電気蓄熱式湯たんぽの火災(横浜市消防局予防課)
上の写真を見ると、サーモスタットは3Pコネクタ下の円柱部分に、その近くに温度ヒューズが入っているようです。

100Vを加えてもヒーターが熱くならないのは、温度ヒューズかサーモスタットが切れているんじゃないかと思います。それらを交換すれば直りそうですが、そこまで手間を掛けて修理する価値は無いかな。ただの湯沸かし器ならすぐに作れそうですが。
