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カブ・チェーンのたるみ調整

カブのチェーンが伸びて、カランコロンとチェーンケースに擦れる音が出るようになりました。この音を聞くと、出前の親子丼が無性に食べたくなります。(条件反射)

チェーンケースにあるチェック窓の蓋を外して見ると、結構伸びているように見えます。

調整手順

まずはチェーンカバーに付いた黒いキャップを外して、たるみ具合を確認します。カランコロンと音が出るような状態ではチェーンを指で押したらケースに付くと思います。

キャップはマイナスドライバーを差し込めば簡単に外せます。

アクスルシャフトの内側の大ナット(23番)、外側のナット(19番)を少しだけ緩めます。

こちら側は特に何もせず。空回りする場合はスパナで押さえます。

チェーンのたるみ適正量は10~20mm。ナットを締め込んで行くとチェーンが張られる方向に調整できます。ナットが何回転したか分かるように修正ペンでマーキングしておきました。

右側も左側と同じだけ締め込みます。とりあえず1回転半締め込んでみました。

ちょっと張りすぎたみたい。でもこのナットはゆるゆるです。アクスルナットと、このナットをもう少し緩めてから調整ネジの後ろ端を金槌で叩いて前側にずらそうと思います。

もう一度やり直し

金槌で叩いてネジ山を潰さないように、ナットをはめようと思います。しかし、そのナットが入りません。ネジ山がすでに潰れているようなのでダイスで削ってやることにしました。

指でダイスを回してネジ山を削ってやります。これでナットが入るようになりました。

潰れ防止のナットを嵌めて、金槌で軽く叩きます。ナットはそのままロックナットにします。

フレームに掘られた指標と溝の位置を再度確認し、両側を同じ位置に調整します。結局元の位置より2mmほど後ろに下がったぐらいの位置となりました。

これでチェーンの張り具合は丁度良さそうです。

まとめ

カブのチェーンを調整する時、アクスルナットを締め込むと、シャフトが後ろにズレることがよくあります。そんな時は一度緩めてからやり直すのが吉。アクスルナットは緩め過ぎないほうが調整しやすいと思います。また、丁度よく調整出来たと思っても、シートに座ったらパンパンに張ってしまうこともよくあります。最終的には試走して確認するのが一番です。

あと、アクスルシャフトの内側の大きいナットは力づくで締めないこと。以前これを知らなくてネジ山を舐めてしまいました。

カブのナメたスリーブ交換
先日ドライブスプロケを交換した時、チェーン張り具合を調整した後、アクスルシャフトのナットを思いっきり締めてしまいました。 内側の大きめのナットはおもいっきり締めてはいけないのです。4-5kgでいいみたい。 完全に山が潰れてしまいました。この...

コメント

  1. 匿名 より:

    >この音を聞くと、出前の親子丼が無性に食べたくなります。(条件反射)

    自分は、”来来軒のワンタンメン”ですねぇ^^)。

    • oink! より:

      来来軒ですか~ 私は長寿庵。
      出前のラーメンっていうと、パツパツに張ったラップの記憶が・・・

  2. ゆうしん より:

    ネジを叩く必要はありません。
    タイヤを後ろから押すだけでいいのです。
    アクスルナットを締め込む時にもヒザでタイヤを押した状態で締めないとずれてしまいますよ。

    それと先にブレーキを緩めていないとパツパツになりますよ。

    • oink! より:

      アドバイスありがとうございます。
      今度やってみます。
      その前にタイヤ交換しなきゃならない状況です。

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