私のPCはWindowsが起動した後、アクセスランプが点きっぱなしの状態が長時間続きます。これが治まらないと、何も作業ができません。中で何が起こっているのだろうか?
常駐ソフトが全て起動した後、2分ぐらいランプが点きっぱなし。
電源を入れてから、HDDへのアクセスが一段落するまでの時間を計測してみました。数値は8回測った平均値です。PCの概要は以下の通り。
[Windows XP(SP3) E6750 4GB SATA HDD(350GB、1TB)]
電源投入 POST画面 Windowsアニメ ログイン画面
0 25秒 52秒 85秒
ログイン Googleガジェット出現 アクセスランプが落ち着く
0 112秒 222秒
■■■■■合計307秒(5分07秒)■■■■■
このディスクアクセスの正体は何なのか?
→アクセスランプが点きっぱなしの時にタスクマネージャを起動し、「I/O読み取り」、「I/O書き込み」を表示させてみると、すぐに判りました。
dms_sync_svc.exeが原因。(画像はディスクアクセスが落ち着いた後のキャプチャー)
この”dms_sync_svc.exe”というのは”DiXiM Media Server 3 for mAgicTV”のサーバーを起動する時に働くらしく、これが自動起動する設定になっていました。
DiXiM Media Server 3 Toolで「サーバーの自動起動」のチェックを外せばOK。
DigiOnサイトのFAQに「公開するコンテンツが大量にある場合に、起動に時間がかかることがあります。」と書かれていました。どうやら大量の写真を公開指定していたのが原因のようです。手動でサーバーを起動した場合も2分位の時間アクセスしていましたが、写真の公開指定を外すと、ほんの数秒でアクセスは終わりました。写真の公開は”PS3 Media Server”に替えました。こちらは長時間アクセスしないようです。
もうひとつ、Windows起動時に長くアクセスしていたのがGoogleデスクトップ。これも自動で検索しないようにしました。
この機能にあまりありがた味を感じない。ガジェットが使えて、早い起動のほうが嬉しい。
ついでにタスクトレイに表示される常駐ソフトも10コから5コに減らしました。
さて、この状態で再度計測してみると・・・
ログイン画面 ログイン Googleガジェット出現 アクセスランプが落ち着く
(85秒) 0 112秒→35秒 222秒→88秒
■■■■■合計307秒(5分07秒)→173秒(2分53秒)■■■■■
約44%短縮されました。まだ改善の余地はありそうですが、とりあえず満足です。
当初、レジストリのゴミのせいかと思っていたんですが、原因が分かってスッキリです。
(2010-06-04 SS)
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