この車両の欠陥は、スロットルをフルまで回すとガクンガクンと不規則に回転数が変化し、スムーズにエンジンが回らないことです。

この原因を見つけ出し、本来のエンジン性能を取り戻したい。
問題の切り分け
「ガクンガクン」の感じからして、ガソリンがスムーズに流れていないか、スパークが弱くて失火しているか、エアが薄すぎるかって感じ。
エアクリーナーの整備
エアクリーナーのケースに本来あるべきパーツが取り付けられていなかったので、まずはパーツを取り付け、標準の状態でエンジンがスムーズに回わるかを見てみます。

乾いていたスポンジには2stオイルを含ませてやりました。
欠品していたのはシール(5U8-14457-00)とガイド(2JX-14458-00)

シールはTZRと同じΦ4のクロロプレンゴムだったので、以前買った汎用品の残りを使います。

1周回して切った後は断面にセメダインスーパーXを塗って接着しておきました。

そして、蓋をして走ってみると、
▶▶▶多少回るようになったが、ガクンガクンは相変わらず。
イグニションコイル
回転数に対してスパークがついて行かないのか?

スパークチェッカーでチェックしてみると、火花はしっかり出ている感じ。

メルカリで600円ぐらいで売っていた互換品も試してみましたが、変化無し。
▶▶▶ガクンガクンは相変わらず発生します。
ガソリンの交換
ガソリンが古いのかと考え、タンク内のガソリンを一旦携行缶に移し替え、新しいものを入れてみました。キャブに繋がるホースを外してみると、ガソリンは滞りなく流れている。

ということは、ガソリンが行っていないということでは無さそう。
▶▶▶新しいガソリンでもガクンガクンは変わらず。
キャブの交換
最後はキャブ。オーバーホールしてチェックするより、新品と交換したほうが早そう。
ということで、中華キャブに替えてみることにしました。

amazonで3,700円ほどで売っているテイケイ MV28の互換キャブ。

外観的には特に品質が悪いようには見えません。

分解してチェックすることもないでしょう。

やっぱり新品は綺麗でイイな。

一応、パイロットスクリューの戻し量だけは確認しておこうと思います。

白のマーカーで印を付けてから締め込んで行くと、規定通り2+1/8となっていました。

付属していたフィルターはとりあえず使いません。
新旧比較

アイドル調整は遊び無く出来るほうが良い。手間かけずに綺麗になった事も嬉しい。

難しい作業は特に無く、定位置に収まりました。

アジャスターを最長まで伸ばしてもスロットルワイヤーが余るのですが

ハンドル側のアジャスターを伸ばしたら、上手く調整できました。
エンジン始動!

煽るとエンジンは回るけど、スロットルを戻すとすぐにエンストします。
→アイドル調整を270度~1回転締め込むと安定するようになりました。
試走
キャブを交換して近所を走ってみると ▶▶▶エンジン回転のガクンガクンは解消!!!
スロットルを開いて加速すると気持ちよく回ります。それと、アイドリングも静かになったような気がします。

加速中にエンジンがガクンガクンする原因はキャブが不良ということでした。
キャブレター交換で、イメージしていた本来のエンジン状態になりました。良かった~!!



