セリア等で売っているトラッシュ缶を使った加湿器を作りました。コレで冬の乾燥も大丈夫。
この容器に水を溜め、中心の黒い所から水煙が吹き出す・・・はず。
構想
7年前(2012年)に作った加湿器と同じトラッシュカンを使った加湿器を作ろうと思います。
以前の加湿器は気化式のため、加湿には時間が掛かります。
今度のは超音波で強力なミストを発生させて、即効性のある加湿器を目指します。
主な材料は、セリアで買ってきた「トラッシュカン」と「味噌容器」の2点。
基本的な構想はトラッシュ缶の中にもうひとつ味噌容器を置いて、そこにミストメーカーを置きます。そしてトラッシュカンの底にファンを付けて、風を味噌容器に送り込みます。
容器以外の部品は3Dプリンターで作ります。
パーツ作り
3Dプリンターで各種部品を作ります。まずは味噌ケースをトラッシュカンに乗せる部品から。
水槽部分
トラッシュカンの内側に味噌容器を固定するための部品です。
別々に作って接着します。このほうが早くてきれいに作れます。
味噌ケースがピッタリはまりました。
空気を送り込む丸孔を2つ付けましたが、最終的にはもっと大きな角孔になりました。
味噌ケースの中にはミストメーカーを置きます。中心に固定する底板を付けています。
蓋部分
フタの取っ手の形に合うようにノズルを作りました。
煙突のような部品。T型にしたのはノズルから水が直接吹き出さないように。
T型の下半分。上の部品と接着します。
部品が完成。煙突下のトンネル部分は短く切ってしまいました。
フタが完成。超音波で水が噴水のように立ち上るので、それをトンネルに当てて、霧のみがノズルから出るようになっています。
エア部分
底には70mmファンを取り付け、空気を吸い上げます。
U型のノズル。2つを接着して作ります。それをさらに本体に接着し、角穴を開けます。
底から送り込まれた風が味噌容器の中心方向に流れる仕組み。
Aliで買ったミストメーカーとDCファンは24V仕様です。並列に繋いであります。
完成です。24VのACアダプタを繋げば動作します。
強力なミスト。
まとめ(動画)
(4:29)
コメント
う~ん
いいですね、これで今年の冬の対策は万全ですね
中にもう一つ容器を入れるなんてアイデアいっぱいですね
さすがだと只々感心です
一度給水すると稼働時間はどれくらいですか
我が家で、これを使うには転倒防止対策をしないと
使えませんね・・・やんちゃな猫がいますので
ありがとうございます。
稼働時間は2時間ぐらいですかね。
長時間使っていると、振動でなのか、水の温度が上がって、ぬるま湯になるのがちょっと怖いです。
床に置いて使っていたら、何度か蹴飛ばして水をぶちまけました。
猫がいたら・・・ミストに猫パンチしそうです^^