階段の手すりに蛍光灯が2つ付いているんですが、暗いのと、スイッチを入れてから1秒ほどタイムラグがあるのを改善しようと思い、LED蛍光灯に交換することにしました。
昼光色の15W形蛍光灯が入っています。グローランプは付いていません。
蛍光灯は乳白色のカバーを外せば交換できます。
手すりの両端に3路のほたるスイッチが付いています。
分解調査
LED蛍光灯に交換するにあたり、どんな回路なのかを把握する必要があります。
一番下の金具の中を通って100V電源が直結で供給されています。
下の蛍光灯器具を抜いてみました。右の板金の後ろにインバーター基板が隠れています。
こちらは上側のスイッチ。すぐ近くに基板が入っています。
こちらも抜いてみました。基板の電源入力側と出力側はコネクタで繋がっています。
G13ソケットへは白と黄色の線がつながっています。
配線図
線を手繰って行くと、全体像が理解できました。図に書いてみると意外とシンプル。
黄緑の破線と赤の×が今回いじくる箇所です。
改造加工
まずはコネクタを抜いて器具を取り外します。そしてインバーター基板をバイパスするため、基板に入る電源コネクタ[メス]と、G13ソケットに繋がるコネクタ[メス]を接続します。同型の[オス]コネクタがジャンク箱に有ったので、これをG13ソケット側の[メス]と交換しました。コネクタ同士を接続後、ビニルテープで巻き付けて、取り付け完了です。
コネクタはカシメた方が安心ですが、大した電流は流れないので、ハンダ付けしました。
電球色LED蛍光灯に交換
今までは100均で買った、日立製の蛍光灯が嵌っていました。折角なんで、雰囲気を変えてみようということで、電球色のLEDに交換します。
消費電力7W 全光束650lm 色温度3000K 1本750円でした。
早速嵌めてみました。写真では分からないですが、スイッチOFFでもぼや~と光っています。
スチッチを入れると、明るいし、色もイイ感じです。(壁紙のラインでモアレになってます)
スイッチOFFでもぼや~っと光ってしまうのは、ほたるスイッチのネオン管を通してLEDに流れる微小電流が原因です。スイッチをほたる無しに交換し、蓄光テープを貼りました。
新旧比較
写真はどちらもf5.6、ss1/60、iso3200、zoom18mmで統一しています。
BEFORE
AFTER
見ての通り、2倍近く明るく、健康的な色です。これはイイ。
蛍光灯とLEDの比較動画
まとめ
電球色LED蛍光灯の色、明るさは大満足。100点満点です。スイッチを入れて点灯するまでのタイムラグも無くなり、快適です。ただ、ほたるスイッチに対応していない製品だったのが残念な点。蓄光テープを貼ってみましたが、ほとんど機能していないので、常時点灯するLEDを埋め込もうと考えています。
器具の改造も思ったより大変でした。テープLEDを手すりの下面全体に貼り、ACアダプターを内蔵してしまったほうが簡単かもしれません。
(満足度:85)
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コメント
いいですね
手すりに階段灯が内蔵ですか、家は40Wの電球が2ケついてました
これをさっそくLEDに交換しました
明るさはあまり変わらず、結構満足しています・・もちろんダイソー製です
今までは手すり照明をそれほど使わなかったのですが、
犬の居場所を1Fに移動させたため使う頻度が増えました。
LEDだとパッと点くし、明るいし、電球色も思ったほど黄色くないし、大満足です。
ダイソーのLED電球はイイですよね。風呂の密閉器具に入れて使っている球は
真夏の厳しい環境を越しましたが、今の所問題なしです。