停電中に100均のライトを使う場合はLEDの焼損に注意してください。特に抵抗の付いていないライトを長時間連続点灯すると壊れます。これらのライトでは短時間の点灯をお勧めします。
抵抗の付いていないランチャー9の場合、LEDに基準値の3~4倍の電流が流れます。
抵抗をハンダ付けすることが一番ですが、無改造の場合、電圧の低いニッケル水素電池や、アルカリより電流を取り出せないマンガン電池を使ったほうがベターだと思います。
以下、LEDと抵抗について(間違っていたらご指摘を)
多くの砲弾型白LEDは最大電流20mA。
多くの砲弾型白LEDは3V~3.2Vで光る。
オームの法則 V=RI
上のランチャー9の最適な抵抗値
乾電池3本で使う場合:4.5V-3.2V=1.3V。1.3V÷(0.02A×9コ)=7.2Ω
ニッケル水素電池3本の場合:3.6V-3.2V=0.4V。0.4V÷(0.02A×9コ)=2.2Ω。
計画停電のように停電時間があらかじめ分かっている場合は、夜中にニッケル水素電池を充電しておくのが良いと思います。
乾電池は最終手段に取っておいて、充電池を優先して使っています。
同時期に買った電池はシールで識別してなるべく混ざらないようにしています。
先月買ったワットチェッカー。
ACアダプターをコンセントに挿しておくだけでも3~5Wぐらい消費する機器があることが分かりました。機器を使わない時はACアダプターを外しておいたほうが良さそうです。
ちょっとランチャー9の実験をしてみました。テスターと半固定抵抗を繋ぎ、点灯時の電流が0.18Aを示すように半固定抵抗のダイヤルを回すという方法です。抵抗値を測ってみると3.8Ωでした。また、この時のニッケル水素電池の電圧は3.92Vでした。
この数値で逆算してみるとLEDのVF≒3.24Vということになります。
(0.18A×3.8Ω=0.684V 3.92V-0.684V=3.236V)
上の方にニッ水で2.2Ωと書きましたが、3.9Ω程度のほうが良いかもしれません。
同様に新品アルカリ3本の電圧を測ると4.86V。
計算すると4.86V-3.24V=1.62V 1.62V÷0.18A=9Ωとなります。
(2011.3.18追記)
(2011-03-17 SS)
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