アルミフレームのねじれを抑え、剛性を高めるパーツを作りました。
えっどれ? 3Dプリンター本体のフレーム角に付いているのがそれ。
耐震補強金具のようなものです。金属で作った方が良さそうですが、このサイズならプラスチックでも十分かと思います。3Dプリンター本体の形に合わせてデザインしました。
水平・垂直2本のフレームをサブフレームで繋いで固定する構造。
プリント速度を遅く設定してみました。ABSなのでクーリングファンはOFFで。
外から見ると無垢のようで内側を格子状にできるのは3Dプリンターのイイ所。
射出成形でコレを作るとすると、複雑な金型になりそうです。
凹文字を入れましたが、イマイチの出来。
全面をペーパーで水研ぎ。でも縞々が消えません。
サフェーサー、パテの後、つや消し黒で仕上げました。
これぐらいの仕上がりなら満足です。
時間を掛けてデータ上で角Rを付けましたが、ヤスリで後加工するなら無駄なだけです。
M4ネジと板ナットで固定します。
完成。
後日増産して上の角にも取り付けました。
フレームの上の方を持って捻ってみると、サブフレーム有りの効果がよく分かります。
ただ、ねじれを100%無くすことは難しいです。70%減ってところです。上下対角をワイヤー等で固定すれば捻じれはゼロになりそうですが、使い勝手がどうかですね。
STLデータをThingiverseにアップしました。ご自由にどうぞ。
(2015-11-23 subframe01)
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