先日買ったFlashFishのポータブル電源ですが、内蔵バッテリーを充電するには付属のACアダプターの他に自動車のシガーソケットやソーラーパネル等のDC電源からも充電できます。
DC INPUTは汎用性の高い5.5×2.1のジャックなので工夫すれば他の電源も接続可能です。
充電中/充電完了の表示
取説によると、後ろのDC INPUTにACアダプター(15V)または、ソーラーパネル(18V~24V)を繋げば充電できるとのことです。
プラグを挿した途端、”Charging”と表示され、電池アイコンが点滅します。
満充電になると、”Fully Charged”点灯に変わります。付属のACアダプター(15V)を使うと満充電になるのですが、ウチのソーラーで作った電気を使うと、中々満充電になりません。恐らくチャージコントローラーを13.7Vに設定しているので、電圧が低いのが原因と思います。
昇圧アダプターの作成
ステップアップDCコンバーターを使って、少し電圧を上げて充電してみようと考えました。
と言ってもamazonで買ったコレにコネクターをハンダ付けして、ケースに収めるだけです。
ケースはタカチのTW4-2-6
コネクターはケーブルを切って使います。 カモンの両端5.5×2.1プラグのケーブル。
入力側はこの用途不明なニッチなケーブルを使います。(安くて、ジャックが2つ取れる)
三角形の接続部で切ってジャックを使います。
電気的な工作はこれだけのことですが。 注)プラグ/ジャックの許容電流は低そうです。
クッションテープで基板を蓋に貼り付けました。
ケースのコードが通る所をU字形に削ったら完成です。
ソーラーパネル→チャーコン→鉛バッテリーの開放電圧は13.6Vぐらい。
それを16Vに昇圧するように調整しました。
Before / After
まずは鉛バッテリーのターミナルにケーブルを繋いで充電。
アダプター無しの13.7Vでもある程度充電されますが、中々満充電に変わりません。
最後の仕上げにアダプターを通して16Vで押込みます。 これで満充電となりました。
電圧は16Vに設定しましたが、もう少し高いほうが良いかもしれません。この辺りは使いながら調整してみたいと思っています。
コメント
電圧でそんなに変化があるんですね
でも、この基板は百数十円でしょ
安いですね
じぶんで部品集めて作るのが嫌になりますよ
見た目もカッコいいですから
機能的にはこのアダプターで満充電に持っていけます。
ただし、思ったよりも熱が出ますね。
風窓開けるのも面倒なので壊れたら基板交換です。
たった160円ですからコンビニで飲み物買うの我慢して基板代に・・・
発熱が有るのはしょうがないですね。長く安定して使うにはせめてICに小さな放熱器をくっつけるのが良いと感じます。
XL6009(?)を使ったコンバーターは仕様上は変換効率94%で効率が良いというものの、実際に使う場合は85-90%程度。
13.6Vを16Vに昇圧して1A流せば0.3W程度は発熱します。ICもコイルもアッチッチ!です。
>ICに小さな放熱器をくっつけるのが良いと感じます。
そうですね。何個か在庫があったので、付けてみようと思います。
>1A流せば0.3W程度は発熱します。ICもコイルもアッチッチ!です。
0.3Wでアッチッチ!ですか・・・2Aぐらい流れているかもしれません。
なるべく最後の押込みだけに使おうと思っています。