缶スプレーでの椅子の塗装です。ラッカースプレーに強い塗膜は期待できませんが、何より手軽です。綺麗に仕上げるために最も重要なことは、下地処理だと思います。
何しろ70年代初頭の代物なので傷だらけです。取り合えず表面をサンダーで磨き、サフェーサーを吹いて傷部分をポリパテとラッカーパテで埋めました。 水研ぎ後、黒を吹いて、さらにパテ盛りです。
パテを水研ぎ2回目。
光を当てて凹みを入念にチェック。
座面はビニールクロスをマスキングしてから塗装します。
完成写真。吹きっぱなしで磨いていません。
缶スプレーでも上手く使えばシボも作れます。ノズルを半押しにしたり、吹きかける距離を離したり。(今回はシボではありません。)逆に最後の仕上げにコンパウンドで磨けば、ピカピカにもなります。また、丈夫な塗膜と艶が欲しいなら2液ウレタンです。缶の中で硬化剤を混ぜる仕組みはグッドアイデアですね。
イサムのエアーウレタン。ラッカーの上に吹く場合は完全に乾燥してから。
塗装は良く晴れた日がいいですよ。
(2010-04-05 SS)
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