玄関のポーチ灯をタイマーで自動ON/OFFしているのですが、季節が変わるごとに時間調整が必要です。これが意外と面倒なので、ソーラータイムスイッチに交換しました。
ナショナルTB251101K。日入の20分前に点いて、日出の20分後に消える設定にしました。
現在の状況
ポーチ灯にはIRISのLDA2L-G-E17-2T2という2.2WのLED電球が入っています。
あけたらタイマで決まった時間にON/OFFしています。夏は18:00頃、冬は16:30頃に点灯し朝は夏5:00、冬7:00ぐらいに消灯するように設定しています。
あけたらタイマに自動季節調整機能が付いていたらいいのにな・・・と思っていました。
ソーラータイムスイッチとは
製品に日本各地の日の出/日の入時刻がメモリーされていて、その時刻を基準に+-90分の調整を加えて自動でON/OFFできるというタイマーです。
新品を買うと12,500円ほどしますが、Nationalブランドの新古品が2,000円足らずで入手できました。ただ、古い物なので停電時用のバックアップ電池が切れているようです。
内蔵リチウム電池が交換できるかどうか、ケースを開けてみました。
端子5本がハンダ付けされているので、基板を外すとなると結構大変そう。
電池は東芝製と判明。型式や電圧は見えません。とりあえず、このまま使うことにします。
電気工事の方針
さて、コレをどこに取り付けるかですが、階段下の物置内にある12Vトランスの横に取り付けることにしました(要電工免状)。問題はケーブルが引き込めるかどうかです。
とりあえずホールソーで穴を開けて、壁裏を確認してみました。
針金で探ってみたら、ケーブルが通るだけの隙間はありそうです。
中央の扉が物置です。扉の横にコンセントがあるので、そこから電源を取ろうかと思います。
ポーチ灯に繋がる線はダウンライトの上にあるので、こちらにも線を通します。
ここから物置の壁に開けた穴までVVFを通すことが今回最大の課題です。さてどうするか。
通線作業
電源ラインは一旦壁スイッチの穴から下のコンセントの穴まで通し、その後上に開けた丸穴まで通します。ポーチ灯へのラインは一旦ダウンライト穴から下のコンセント穴まで通し、壁スイッチ穴から引き出した後、丸穴まで通します。
まずは簡単そうな電源ラインを扉横のコンセントから取る作業をやってみます。
なす型錘を水糸に付けて、壁スイッチの穴から落とし、コンセント穴から拾い上げます。
水糸にVVFを取付けて引っ張り、壁スイッチの穴からコンセントの穴まで通線完了。
続いてダウンライトの穴に腕を突っ込んで水糸を通し、コンセントまでVVFが通りました。
ダウンライト穴からコンセント穴まで通った線を壁スイッチの穴から引っ張り出します。
針金を水糸に替え、2本のVVFに取付けたら、上に開けた丸穴まで引っ張って通します。
完成
VVFを接続し、ネジ止めして完成。端子カバーはABS板を切って貼って作りました。
あけたらタイマは取り外し、代わりに縦に並んでいたスイッチを横に並べ替えました。
TB251101Kの設計寿命は5年だそう。意外と短いですね。10年持つ電池が切れているということは、15年ぐらい前の製品なのでしょうか。停電になると設定し直さなければならないという弱点がありますが、当分は放置でOKです。気が向いたら電池交換したいと思ってます。
(満足度:90)
コメント
設計寿命が5年ですか、ほんと意外と短いですね
10年はあると思ったんですが、毎日通電しているので
しょうがないんですかね
家は電子式ではなく、モータ式のタイマーを使っていますけど
15分おきにプラスチックの棒を差し込むやつです
そうするともう寿命を迎えてもいいころかなぁ
設計寿命は5年ですが、5年で取り替える人のほうが少ないんじゃないですかね。
多分、不具合がなければ10年でも20年でもそのまま使われるような気がします。
そもそも一般家庭でコレを使っているほうが稀なのかも?
マンションとか、法人で使うなら定期的に交換するのかもしれませんね。
パナソニックのソーラタイムスイッチ 数年前 Amazonで2500円から3500円程度で販売されていて、5台ほど買ったことがあります。問題のない新品が届きました。投げ売りなのか、間違えだったのか、メーカーのチェックが入ったのか、謎ですが、現在は1万円以上です。昔の価格設定になったら、まとめ買いしようと思って、時々チェックしています。
それはいい買い物でしたね。
電池が切れてなければナショナルでもいいですが
パナソニックのがその値段で見つけたら、即買いします。