犬が噛んだり、しゃぶったりするためのおやつ?おもちゃ?として鹿の角が売られています。
この長さならまだしゃぶれます。
鹿の角とは
犬が噛むための物ですが、15cmから20cmぐらいの長さに切って売られています。20cmで大体2,000円ぐらいします。通販の場合は一つ一つ個別の写真が無い場合が多く、買ってみないと太さや形状が分かりません。
噛んで小さくなると、飲み込んで喉に詰まらせる心配があるので、ある程度小さくなったら新しい角と交換します。
再利用
すでに短くなった角が2本あります。これを捨ててしまうのはもったいない。何かに利用できないか、考えてみました。
- ナイフの柄:縦に割ってナイフの柄として使えそう。
- 延長する:2本を繋げて更に犬に噛んでもらう。
とりあえず2.で行きます。イメージとしては鉛筆の延長ホルダーみたいな感じです。いや、赤青の色鉛筆かな。
2本買ったのですが、1ヶ月もかからず買った時の長さの半分ぐらいに短くなっています。
角の内側は気泡が入ったような少し柔らかい物質です。
こんな風に繋げてもう少ししゃぶってもらおうかなと。
つなげる加工
手順は
- つなげる部分を平らに切ります。
- 軸になる部分を作るため、20mm程度の長さに切り出します。
- Φ7×20mm程度の軸(ダボ)を作ります。(ボール盤で回しながらヤスリを当てて)
- 角の中心にドリルで穴を開けます。
- 瞬間接着剤を付けてから、3つのパーツを組み合わせます。
ミニルーターに砥石でカットします。骨を焼いたような凄いニオイ・・・クサイです。
端面を平らに仕上げ、7mmのドリルで穴を掘ります。穴同士をツノダボでつなぐ感じで。
まるでちくわ。鹿角をむしゃむしゃ食べるイタズラしてみたい。マー君どんな顔するかな。
こちらはゴボ天。ごぼうはアロンアルファでくっつけます。
ごぼうと端面にアロンアルファを塗ってくっつけました。
接合面に段差があるので、ここを砥石で削ってやります。
引っかかりが無くなりました。簡単には折れません。
まとめ
まあ、ブログネタとして作ってみた訳ですが、2本を継ぎ足せば、無駄なくしゃぶり尽くせます。途中で折れることもなく、1ヶ月しゃぶり期間延長できました。(満足度:90)
ウチのモーラーは今日も楽しくしゃぶってます^^
※瞬間接着剤(アロンアルファ)のシアノアクリレートはほとんど毒性が無いというので、これでくっつけました。(参照:wikipedia、医薬品情報21)
コメント
最近では短くなった鉛筆をつなぐ専用の鉛筆削りなんてものも売ってるようです。
両端を削って使う「貧乏鉛筆」も地方によって言い方が違うみたいですね。
医療用の瞬間接着剤は聞いたことがありますが、毒性があまりないのですね。
短くなった鉛筆をつなぐ専用の鉛筆削り、ですか。どんな形なんでしょ?
モノを大事にするのはいいことだと思いますが、今どき鉛筆を繋いで使う人がどれだけいるんでしょうかね。鉛筆を使うこともほとんどなくなりましたし。
瞬間接着剤はアレルギー症状が出ることがあるぐらいで、それほど危ないものでは無いみたいです。
鉛筆削りの補足
中島重久堂のTSUNAGO
http://www.njk-brand.co.jp/new/
テレビで見ました。アイディアとしては面白いと思います。
そうですね、私も最近は鉛筆を使う機会はほぼゼロです。せいぜい木材を切る前にけがき線を書くときくらい
TSUNAGOは中々の精度で削れそうですね。
子供の頃に発売されていたら、夢中で繋いでいたかもしれません。
イイモノだとだと思いますが今使うかと言われれば・・・う~ん。
木材のケガキも0.9mmのシャーペン使ってます。