先週、幼少の頃に過ごした京都に行ってきました。母の実家の近所を歩いてみると、何十年も前に作られた物がそのまま残っている光景に驚きと懐かしさの連続です。
路地の入り口にあった町内地図。半分程度のお店は現存していない感じです。
路地散歩
本当に50年前のまんま、時間が止まっているみたい。
昭和三十六年やて。中味はどうなんやろ?
二桁の電話番号は1968年より前です。牛明乳治(縦書)の牛乳箱がたくさん残ってます。
仁丹の町名表示板と新しめの町名表示板。新しい方が錆々です。
google検索するとたくさん出てくる有名な映画館。
夜に行ってみたらネオンが点いていたので、入浴してきました。
あちこちの屋根に鍾馗さん。
新しくできたお店のようです。京都なら古いモノがたくさん集まりそうです。
あらためて看板の文字を見ると懐かしい。
何気なく入った食堂にて。こういうマッチが普通に置かれているのが凄い。(笑)
昭和博物館
ここから下は家の中に残っていた古い物達。
東芝のウインド型クーラーです。昭和30年代の製品かな。永久保存したいなぁ。
ナイフスイッチや電流計のある分電盤。多分この辺りでは普通なんだと思います。
床下に防空壕があるというので畳をめくってみました。思ったより狭かったです。
たくさん出てきたテープには祖母の三味線や、自分等の声が入っていました。
デジタル化しておこうと、テープレコーダーを貰ってきました。
テープには宇宙猿人を語る誰かの声。多分1972年頃。 (24秒)
40数年前からのメタモルフォーゼ。(5頭身オッサン顔が私)
古いモノが当たり前のようにそのまま残っている京都ですが、高齢化と共にお店が閉店し、細長いパーキングが出来ているのが悲しい現実。ちょっと寂しいです。
(2015-04-03 /showa40 )
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