正月、実家に行って見ると、ソーラー電波時計が動かなくなったと言うので、持ち帰って修理してみることにしました。おそらく、太陽電池用の二次電池が寿命なのだろうと思います。
液晶に表示が出なくなって、音も鳴らないとのこと。
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まずは分解
ネジを外してみると、コイン電池が2つ現れました。大きい方が一次電池で、薄い方が二次電池のようです。でも2つともタブでハンダ付けされているってどういうこと?一次電池を使い切ったら、この時計はゴミ箱行きってことか?
左上のが一次電池CR2477で、右が二次電池ML2016。電圧は、どちらも0.9Vほど。
この時計の品番[8RZ016]で検索してみると、色々分ってきました。「シチズン・パルデジットコンビS」という名前で、ソーラー電源と言いながら、2~5年で使えなくなる商品のようです。何でもこの時計の太陽電池は補助でしかなく、一次電池の寿命を延ばしているだけだそうです。 (amazonでのダメレビュー)
ソーラーじゃない電波時計に改造
そこで、太陽電池は使わず、一次電池を交換可能な形で使うことにしました。
買ってきたCR2032の電池ホルダーは、足の間隔がピッタリ。小細工無しで交換できました。
CR2032は100均で2コ入りが入手できます。さあ、ちゃんと動くかな?
バッチリ!蘇りました。あと2年位は電池が持つのだろうか。
しかし、使い捨てのソーラー時計って何なんだろ。
6年後・・・
また動かなくなったので見てほしいと、ブツが送られてきました。
電池を外して電圧を測ってみると、0.16V。ただの電池切れなら交換するだけです。
100円のCR2032と交換すると、また動き出しました。確か、これまでに1回電池交換したと思うので、3年持ったようです。意外と持ちますね。(2017.9.22追記)
(2011-01-07 /rwclock)
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