ある日突然冷蔵庫が冷えなくなりました。そこでとりあえず分解してみました。
冷凍庫の後のカバーを外してみました。
ファンの下の辺りに冷却フィンが付いていて、そこで冷やされた空気が冷凍室と通路から冷蔵室に流れるようになっています。この冷却フィン周辺が凍り付いて通路を塞ぎ、冷たい空気が流れない状態になっていました。
まずは家族を動員して霜をガリガリ落としてみました。
プラスチックの物差しやドライヤーを使って霜を落しました。
きれいさっぱり霜が落ちてバッチリ。後のカバーを閉め、食品を冷蔵庫に入れ直しました。さて、これで修理完了と思っていたんですが半日ぐらいすると、また冷えなくなってしまいました。
氷を取り除いただけで、根本的なところは何もいじっていない訳ですから当然といえば当然です。
冷えない状態で置いておく訳にも行かないので、今回は自分での修理をあきらめ、サービスセンターに電話して修理に来てもらうことにしました。サービスマンは同じように後のカバーを開け、ドライヤーで氷を溶かし、小一時間で直してくれました。
冷えなくなった原因は、温度ヒューズがダメになったということです。
冷却フィンの傍にヒーターが付いていて、一定の時間でヒーターに通電し、霜が付かないようにしているのですが、この部分が上手く働かなくなったということです。
感じのいいサービスマンだったので、こちらも気持ちよくお支払しました。
今度また同じように冷えなくなったら、自力で数百円の部品代だけで直せると思います。でも、この冷蔵庫も買ってから15年ほど経っているので、買い替え時期かもしれません。直せば使えるけど、消費電力がこの15年で半分以下に減ってますからね。
製品の省エネ性能が進んでくると、「モノを大切に長く使う」よりも「古くなったら買い換える」ほうがエコロジーで良いことなんですかね。
(2009-06-30 SS)
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