2009年から使っている集塵機が突然動かなくなりました。
リョービのVC-23。水も吸えるので重宝しているのですが・・・
分解調査
とりあえず分解して、故障の原因を探ります。予想は電源スイッチがグラグラになったか、ブラシが摩耗したか、ってところでしょうか。
ダストボックス上の本体のネジを抜いてバラします。
下のネジ3本と、ハンドルを留めている2本のネジを抜きます。
中心のモーターが出てきました。
電源スイッチを取り外しました。スイッチをテスターで確認したところ、異常なし。
吸い込み口を外したいが、こちら側にはネジはありません。
こちら側からバキュームユニットのネジ4本を抜き、下から押すと吸い込み口が外れました。
バキュームユニットをバラして行きます。
フィルター、パッキン類を外したところ。
モーターユニットは引っ張ったら抜けました。
原因判明
スイッチを入れても動かない原因は、ただ単にコネクタが緩んでいて今にも抜ける寸前の状態になっていた事でした。
赤いコードのコネクタを奥まで差し込み、AC100Vを一瞬加えると、モーターが回る事を確認しました。モーターをしっかり押さえておかないと暴れるので注意が必要です。
粉塵を落とし、各接点を磨き、端子をペンチで締め込んだら、あとは組み直すのみ。
組み直し
せっかくの機会なので、内部のパーツをきれいに掃除することにしました。
各パーツは台所洗剤で洗い、エアーで水滴を飛ばします。
ブロワーユニット組立完了。
大物パーツもきれいに洗った後、分解と逆の順序で組み立てていきます。
本体の組み立て完了。
修理完了
故障の原因がただ単純に「接続部の緩み」だったので良かったです。部品交換となると、探したり、改造したりと面倒くさいですからね。
カーボンブラシは大して減っていなかったので、まだまだ使えそうです。(満足度:90)
他メーカー(E-Value)のEVC-200PCL/SCL用集塵袋を使うと便利です。
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