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PS3のHDDを交換したらYLOD発生!・・・と思ったらすぐ直った話

2010年に買ったPS3(CECH-2000A)ですが、用途はメディアプレーヤーとしてで、ブルーレイやDVDを観るのと、HDDに保管したハンディカムのビデオを観るのに使っています。

ハードディスクの容量を増やそうと思って一旦取り外して、ゴニョゴニョいじくった後、元通りに取り付けたら起動できなくなってしまいました。(´д`ιι)

起動できなくなった

これはまさにYLODってやつです。基板のハンダ割れで起こるらしいです。


動画は色が分かりにくいですが、緑→一瞬黄→赤の点滅ピピピとなってます。

ヒートガンやオーブンでリフローすれば直るらしいですが、再発することも多いとか。

YLOD発生までの流れ

やりたかったのはプレステ3に内蔵された120GBのHDDを、余り物の250GBのHDDにクローンコピーして、それに付け替えることです。

HDDの取り外し

PS3を裏返し、ネジ1本外せばHDDを取り出せます。

四角い樹脂の蓋を爪で持ち上げ、回転します。

中に見えるネジを抜いて、全面のベゼルを外します。あとは針金のハンドルを引っぱるだけ。

東芝のHDDが入っていました。これをPCに繋いで中身そのままのクローンを作ります。

クローンが作れない

Aomeiでクローンができるような記事を見つけたので、それを見ながらやってみました。

PS3/4のHDDを大容量HDD/SSDにクローンする方法
この記事では、バックアップおよび復元機能を使用してPS3/PS4のHDDを新しいHDD/SSDにクローンする方法について紹介します。

大まかな流れとしては

  1. 新しく取り替えるHDDをPCに繋げAomei Partition AssistantでFAT32に変換する。
  2. PS3に内蔵されていたHDDをPCに繋げAomei Backupperでクローンコピーする

付け替えるHDDをPC(内部SATA)につなぎ、Aomei Partition Assistantを立ち上げます。

Aomei内にあるコンバーターでNTFSからFAT32に変換します。(ここまでは問題なし)

PS3のHDDをUSB(裸族)で繋げ、Aomei Backupperでクローンを作ります。しかし何度やっても上手くいかないので、Aomei Partition Assistantを使って作ることにしました。

PS3の古いHDDを新しいHDDにコピーする方法を学ぼう!
この記事では、PS3またはPS4の古いハードディスク(HDD)から別の新しいハードディスク(HDD)、PCまたは別のPS3/PS4にデータをコピーする方法を学びましょう。

SATA(ディスク3)とUSB(ディスク4)で2つのHDDを取り付けたところ。PS3のディスクが未割り当てとなっています。これが正しいのかどうかよく分かりません。

ディスク4→ディスク3にコピーする準備が完了。

「実行」をクリックすると、エラーが出てクローンが作られません。

※もしかしたらAomei Partition Assistant無料版ではクローンは作れないのかもしれません。

クローンは諦め、元の120GBをPS3に戻し、PS3のオプションコマンドでバックアップを取ることにしました。そして電源ボタンを押すとYLODの症状が出たという話です。

どうやったら直ったのか

プレイステーション3の基板をオーブンで焼いてYLODを直そうと考えていたのですが、その前に取り替える予定だった250GBのHDDを取り付けてみようと考えました。

もう一度PS3から120GBのHDDを取り外し、その状態で電源を入れてみると、緑ランプのまま、赤点滅にならないではないですか!これは行けそうな予感 (*゚∀゚)

250GBのHDDをPS3に取り付け、REGZAに繋いで電源ボタンを押すと

起動しました。これは行ける ヾ(´∀`*)ノ

システムソフトウェア(=アップデータ)はPS3のWEBサイトからダウンロードできます。

PS3システムソフトウェアアップデート
PS3の最新システムソフトウェアアップデートがご利用いただけます。

上のサイトの説明通りにUSBメモリにフォルダ階層を作ってアップデータを保存し、PS3のUSBポートに挿せば、空のHDDにシステムソフトウェアがインストールされます。

あとは画面の指示に従って操作するだけです。

出た~! とりあえずハードディスクの容量が倍に増えて、PS3が使えるようになりました。

その後ハンディカムで撮ったビデオをUSBメモリーでPS3のHDDにコピーしているところ。

まとめ

PS3ではよくあるYLODですが、なぜこれが起こって、直ったのか、よく分かりません。基板のハンダにできたクラックが原因だとすると、また発生するかもしれません。それともクラックとは別の原因だったのかもしれません。(HDDの取り付け不良とか)

いずれにしても、とりあえず直ったので、慌ててリフローしなくて良かったです。でも生産から10年近く経っているのでクラックが出来ても不思議ではありません。コントローラーの方もカーソルが暴れる現象が出ています。こちらは中にティッシュペーパーを詰めれば良いというので、やってみたら確かに直りました。

クローンが上手く作れなかったのは何が悪かったのでしょうか。後味が悪いです。まあでも最新システムソフトが今でも入手でき、空のHDDをセットすればまっさらの状態に戻せるのはありがたいです。

コメント

  1. 名無しの権兵衛 より:

    私が以前、linuxを入れられると聞いて買った初代PS3も10年選手、まだまだ壊れる気配は無いですね。
    ユーザーが多いからか修理も改造も、ググれば大体のことは出てくるのがいいですよね。

    • oink! より:

      まだまだ壊れる気配は無いですか。
      初期型はYLODが頻発するような話を聞くので、それはイイですね。
      PS5の話がありますがPS3でまだまだ行けますね。(YLODで壊れなければ)

  2. 匿名 より:

    クローン作製しようとした時にPS3のブート部分壊したとかではないのですかね?

    • oink! より:

      コメントありがとうございます。
      元のHDDを外したら起動したので、PS3本体は問題ないと思うんですよね。

  3. 匿名 より:

    FAT32はwindowsでは32GBまでしかうまく運用できないので、Knoppixの方が無難ではないでしょうか?

    http://blue-red.ddo.jp/~ao/wiki/wiki.cgi?page=Knoppix%A4%CB%A4%E8%A4%EB%A5%D0%A5%C3%A5%AF%A5%A2%A5%C3%A5%D7%A4%C8%A5%EA%A5%B9%A5%C8%A5%A2

    • oink! より:

      >FAT32はwindowsでは32GBまでしか
      なるほど、そういうことですか。
      AOMEIのサイトの説明をよく見ると、ソースディスクが7.23GBしか無いのに気が付きました。
      そういえば、REGZAの録画HDDクローンを作るのもLinuxでした。
      コメントありがとうございました。

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