私は10年前のwindowsムービーメーカーを使っています。動画をつなぎ合わせて、文字と音楽を入れるだけならコレでも十分使えます。解像度はHDまでですが、裏技で4Kも使えます。
ということで、4K動画を書き出す方法を備忘録として残しておきます。
Contents
Movie Maker
ムービーメーカーは「Windows Essentials 2012」に含まれていましたが、もう正式にはダウンロードできなくなっています。
野良アプリは入手できるみたいですが、自己責任で。
4Kで書き出す方法
当時はまだ存在しない4Kですので、普通のやり方では4Kは扱えません。でも設定ファイルを書き換えてやるだけなので意外と簡単です。おおまかな流れは下記の通りです。
- 4Kで撮った動画を並べて編集する。(書き出す前まではHDと同様に扱える)
- ファイル>ムービーの保存から[カスタム設定の作成]で設定ファイルを仮作成する。
- 作られた設定ファイルをメモ帳で開く。
- 解像度の部分を3840×2160に書き換えて保存する。
- ムービーの保存から作った4K設定ファイルを選んでムービーを書き出す。
ムービーの保存>右側の一番下に[カスタム設定の作成]がある。
右側下の三角を押すと以前に作ったカスタム設定一覧が出る。
一番下の[カスタム設定の作成]をクリック。
4K-3840×2160など、自分で4Kと分かる名前 (ここではabcdefg) を付けて、保存する。
[ビデオの設定]の幅と高さは弄らない。フレームレートは30に変更しておく。
設定が保存される場所:
C:\Users\●●●\AppData\Local\Microsoft\Windows Live\Video Profiles
(●●●は自分のユーザーアカウント)
作った設定ファイル(.wlvs)をメモ帳で開くと、下のようなテキストデータになっている。
abcdefgの例で言うと、abcdefg.wlvsを開いて1080→2160、1920→3840に書き換える。ビットレートとフレームレートもそれらしい数値を見つけて書き換え、保存する。
下はeos kiss x7用に作った設定ファイル。ビットレートを45000kbpsに上げ、フレームレートを30に変更した。
[ムービーの保存]で書き出した動画は設定通り4Kになっているのが確認できる。
4K動画
自作したヘルメットマウントの実地テストを兼ねて、多摩ニュータウンの住宅地をバイクで走ってきました。くねくね道の様子を4Kで収めました。
豊ヶ丘小入り口→豊ヶ丘北公園→(道なりに)→三徳→多摩センター→南部地域病院→唐木田
コメント
ムービーメーカー、直感で操作できるので良いんですよね。
他を探すとフリーソフトは怪しかったり、有料ソフトは高機能過ぎて値段も高くて…
20年ぐらい前にpremiereを使ったことがありますが
機能が多すぎると覚えられないんですよね。
ムービーメーカーはシンプルな操作がイイですね。
ボカシを入れたりはyoutubeで弄れるので何とかなってます。