電子タバコの煙の素はグリセリンです。それにプロピレングリコールと香料を添加してVAPEリキッドとして売られています。これを自作するのも割と簡単です。
鼻詰まり解消用に、ハッカ入りのドッキリリキッド(勝手に命名)を作ろうと思います。
Contents
材料
自作するメリットはコスト的な事と、好きな風味が作れるということです。グリセリンは薬局でも買えますが、VAPE用のVG/PG混合液が900円程度で売られているので、それを買った方が簡単です。これだけでは無味無臭ですが、香料を混ぜれば好きなように味付けできます。
VGが多いと煙(水蒸気)が多く出るとのこと。 7:3の割合のものを買いました。
メンソールのスースーする煙を作るなら、ハッカ結晶を使います。
L-メントール。食品添加物です。コレ自体はスースーするだけで、甘みは全くありません。
50g入で864円でした。使い切るには数年掛かりそう。
消臭や虫よけにも使えるみたいです。
合わせてスポイト付きの遮光瓶も買いました。
10mlの瓶3本セットが500円程度です。
作り方
VG/PG液とハッカ結晶を混ぜるだけです。配合比率はネットで調べてみると、ハッカ:5%ぐらいが良いみたいです。ということで、VG/PG液10mlに対してハッカ0.5gとしました。
ハッカの結晶は細長い形をしています。
0.5gというと、ほんのひとつまみです。
結晶をチャック付きのビニール袋に入れて、定盤の上に置き、金槌で砕きます。
怪しいパケが出来ました。
これを遮光瓶に入れます。
100均のクラフト用注入器でVG/PG液を吸い取り、遮光瓶に入れます。
茶碗にお湯を入れて湯煎すると、結晶が溶けて透明なドッキリキッド完成です。気温が低いと再結晶化して硬く、白っぽくなりますが、温めればまた透明に戻ります。
これをスポイトで吸い取って綿の部分に垂らします。
使い切り電子タバコの吸口のキャップを外すと、ニクロム線の周りに綿が見えます。
ここにスポイトで2-3滴垂らせばOKです。
ハッカ5%のスースー度合いはどうかと言うと、思ったほどドッキリではありません。かと言って、たくさん入れるとすぐに結晶化してしまうので難しいところです。
電子タバコについて
何のために吸うの?って話ですが、私は鼻をスースーするためです。夜中になんとなく息苦しくて目が覚めた時などは、これを吸って落ち着かせることができます。
電子タバコと言うだけで煙たがられますが、ニコチン・タールの含まない水蒸気にほとんど害は無いし、匂いのないVAPEならイイんじゃないでしょうかね。
鼻詰まりを解消したり、喉を潤すためにネブライザー的な使い方もできると思うんですよね。また、水蒸気を火災警報器の点検に使うなど、別の使いみちを考える方が建設的です。「けむり当番チェッカー」を作ったので、これについてはまたあらためて紹介したいと思います。
コメント
ハッカ結晶 初めて見ます。
私はハッカ油を使いました。
ビニール袋に入った白い粉って、怪しく見えるものですね。
ハッカ油は入手しやすいですね。
なんとなく水に混ざりにくそうなイメージがあったので結晶にしました。
砕いて粉にすると怪しさ満点です。
でもミンティアを砕いた方が簡単のような気がします。スースー度もその方が上かも。
飽和メンソールを作る参考にさせて頂きました
質問なのですが、お使いのVG/PG混合液の割合はどれくらいですか?50:50でも結晶は溶けてくれますか?
色々試してみたらイイんじゃないですか?