タオバオで買った3Dプリンターが到着しました。早速組み立てます。と言っても取説等は一切無いので、メーカーが用意している中国語の解説動画が頼りです。
機種名はよく分からないので[Micromakeの2015リニアガイドタイプ]と呼ぶことにします。
さて、メーカーサイト(百度云)から動画マニュアルを全部ダウンロードして、動画を見ながら順番に組んでいきます。見た通りに組めばいいので、それほど難しくはありません。
最初に底の部分になるデルタ型のフレームを組付けます。付属のM3/M4六角穴付ネジで組むのですが、かなり余分に入っていました。足りなくなることは無さそうです。
狭い所に入る六角レンチが必要です。私は100均のを短く切って作りました。十分です。
続いて上に付くデルタ型のフレームを組付けます。
組付精度ですが、机の上に置いてガタつかない程度にはなっています。
縦のフレームにリニアガイドとマイクロスイッチを取付けます。(全部で3本)
マイクロスイッチを取り付けるネジはM2.5です。M2.5は余分が無いので要注意。
优酷(Youtube)で解説動画を見つけて、この部分の仕組みと組み方が理解できました。
「樹脂にMネジ」の所は数カ所あります。スイッチを押すネジ孔はM3のタップを切りました。
ホットエンドの向きは、これで正しいようです。動画を参考にしました。
フィラメントを送る装置(エクストルーダー)を組付けます。ココの樹脂パーツはプリント品でした。あまり精度が要求される箇所では無いですが、反り、偏肉が酷いです。┐(‘д’)┌
マイクロカプラーは直接捻じ込むみたい。Mサイズのタップは切らない方が良さそうです。
フレームが組み上がったら、液晶パネルを取付けます。
フレームに固定するパーツはプリント品。ヤスリで修正して使えるようになりました。
基板にフレーム固定用の樹脂板を取付けます。
基板は小型化・一体化された新しいタイプです。
基板のコネクターにコードを繋ぎます。問題はホットエンドの周りに付いた2つのファンをどこに繋げばいいのか?です。
ステッピングモーターの配線は解説動画通りに、奥:X、左:Y、右:Zとしました。
問題の2つのファンですが、ホットエンドを冷やすファンは左上のコネクターに、ノズルより下を冷やすファンはコネクターをバラし、ネジ込みターミナルに取付けました。
説明動画では右の空いたコネクターも可能と言ってるように聞こえますが、どうでしょう?
電源とUSBコネクタのパネルが付きました。電源スイッチが無いんですよね。
ガラスのテーブルを取り付けたら、一応組付け完了です。
ガラスは端面加工が雑です。ネジ6本でフレームに固定しますが、しっくり留まりません。
組付けが完了したので、ACアダプターを繋いで12Vを入れてみます。
ツマミを回してPLAに設定したら、ヒーターが200度に上がるのを確認できました。
組付けは動画を見ながら行い、分からない所があるとネットで調べて、ってやっていたら丸2日掛かりました。調整は必要ですが、とりあえず3Dプリンターの組み立ては完了です。
さてここからが私にとっての最大の難関。ソフトのインストール、設定になります。この辺の事はさっぱり分かりません。解説動画では”Cura”のインストールから始まっているのですが、arduinoとかFirmwareとかのインストールはやらなくていいのかな?
メーカーが用意しているソフト。コレ全部インストールすればいいんですかね?
何をどうすればいいのか。キャリブレーションってどうやるのか。しばらく調査が続きそうです。
【参考にさせていただいたサイト】
- kentasaitoさん-3Dプリンター Kossel K800 組み立て
- 島流し工作室さん-デルタ型3Dプリンター中華キット”Kossel mini K800″を組み立ててみたページ
- biyo’s JUNKさん-3Dプリンタとか
- Imamuraの日記さん-デルタ式3Dプリンタのキットを作る(途中経過)
(2015-10-05 /micromake01)
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