先日、抵抗の付いていないLEDライトを連続点灯すると壊れると書きましたが、本当にそうなのか?抵抗を付けなくても安全に連続点灯する方法は無いのだろうか?
ランチャー9通常の点灯状態。明るいです。でも先端部が生温かいのがちょっと不安・・・。
LEDが焼けるまで耐久試験をするつもりは無いので、電池2本の低い電圧で光らせたらどうなるのか?ちょっと実験してみました。(比較写真はss1/60、f5.6、iso800に固定)
結論を言うと、電池3本の場合と比べると多少暗いが、停電中の3時間程度ならランタンの代用として十分かつ安心して使えると思います。
電池2本で点灯。点灯開始時3.23V、110mA(LED1コ当たり12.2mA)。
電池ケースの電池1本分をコードを絡めて繋ぎます。電池は新品のアルカリを入れました。
3時間点けっ放しの後、測ってみました。 2.91V、20.0mA
4時間後:2.87V、13.0mA
5時間後:2.85V、10.5mA
6時間後:2.84V、10.4mA
パッと見、点灯直後も6時間後もあまり違いは無いように見えます。6時間後の明るさを表現すると、直視すると残像が残る位眩しいです。他のLEDライトとの比較ではコイン電池2枚のキーライトと同等かそれ以上の明るさです。
電池3本入れて、LEDが焼けて虫食いになり、買い直したとしてもたかだか105円、という考えもできます。絶対に虫食いにしたくないならお試しの価値ありだと思います。
【メモ】
電圧を測る時は一旦キャップを外して消灯しました。
LEDの仕様(VF=3.2V程度)よりも低い電圧でも、ちらつくことなく光っています。
テスターのレンジによって数値が変わるので電流値は正しくないかもしれません。
しつこいですが、約1m先の壁を照らして比較してみました。 (’11.3.28追記)
左:3LEDランチャー・抵抗付(実測4.49V) 右:ランチャー9・電池2本(実測2.95V)
(2011-03-23 SS)
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