スポンサーリンク

リチウムイオンバッテリの殻割り

もう6年使っているibookですが、バッテリーのアイコンが×印で表示されるようになりました。ACプラグを抜いた途端に終了してしまう状態です。バッテリーパックのセルを新品に交換すれば直るはず。ところが・・・・・。

三又の形をした小ネジを精密ドライバーで外し、爪を入れると簡単に開きました。◎

まずは配線がどうなっているのか確認しました。テスターで電圧を測ってみると、1セル4V以上、全体で12.49V出ていました。このバッテリーは10.8Vの仕様なので一応合格です。

2本並列のセットを3つ直列。右の図は分かりやすく整理したもの。

 

セルはソニー福島のUS18650GR。火を噴いてリコールになったモノではありません。

 

では何が問題なのか・・・タブが切れています。良く見るとLEDがひとつ点きっぱなし。

このタブ切断が原因でバッテリーが使えなくなっていたのか?セル自体はまだ生きているのかも?これから新品セルを探して購入しようと考えていましたが、とりあえず切れた所をつなぎ直して試すことにしました。

導電性テープを2枚重ねて強くし、貼り付けました。熱を加えないので安全です。

 

ケースに収めた状態。動かない部分が切れた原因はセルが膨張したからだろうか?

 

接着剤を削り取り、嵌め直します。とりあえず外側をセロテープで固定しました。

 

本体に取付けてみると×印が消え、全く問題無い様子。表示通り約3時間持ちました。

3時間使えるなら、もうしばらく使おう。ということで、これにて修理完了としました。

(2010-11-05 SS)

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました