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レーザー距離計★★★★★

レーザー距離計を入手したのでレビューします。レーザーを照射して天井や壁までの距離を測るツールです。大工仕事などで巻き尺の代わりとして使えば作業がはかどりそうです。

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COLEMETER LASER DISTANCE METER

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40mまで測れるタイプです。

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内容物はレーザー距離計本体の他にストラップとケース、取説が付属しています。

高品質です!

本体の作り(成形や印刷の品質)は非常にイイです。ハウジングは二色成形で、黒い所はしっとりした質感のエラストマー。滑りにくく出来ています。測定機器としての高精度感・精密感もあるし、これはイイ!

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大きさといい、LCD、ボタンの配置といい、小型のトランシーバーのような雰囲気。

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水平器付きなので、本体の傾きをチェックしながら正確に測れます。

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裏側に三脚で使うためのネジ穴が付いています。単四乾電池2本で動作します。

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では早速電池を嵌めて使ってみます。

RZE-40 仕様

  • 測定範囲:0.05m-40m
  • 距離測定精度:±2mm
  • 最小表示:1mm
  • 単位:mm/in/ft
  • レーザーレベル:635nm Class2
  • 計測モード:距離/面積/体積/ピタゴラスの定理
  • 電源:単4×2(4000回測定可能)
  • 防塵・防水性能:IP54(電池収納部を除く)
  • 外形寸法:118×54×28mm
  • 付加機能:バックライト、自動電源OFF、メモリー機能、その他

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[MEAS]を押すとスイッチON。バックライト付きで見やすいです。

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小さい四角い穴の部分からレーザー光が照射されます。

操作方法

基本的には距離計本体を床や壁に置いて、MEASを押すだけです。1回押して電源ON→もう一度押してレーザーが照射→3回目押して距離を計測。(2回目を長押しで連続計測)

CLEAR OFF短押しでデータをクリア。長押しで電源OFF。(150秒何もしないと自動でOFF)

 

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各ボタンの操作

  • 立体:表示に従って順番に辺を測ると、面積や体積が自動計算されます
  • 三角:表示に従って順番に辺を測ると、ピタゴラスの定理で辺の長さが自動計算されます
  • UNIT:単位(mm/in/ft)の切替
  • :ボタンを押してから測ると、測る度に計測値が加算されます
  • :ボタンを押してから測ると、測る度に計測値が減算されます
  • 電球:バックライトのON/OFF
  • 基準点:測定基準(0点)を距離計本体の底面/上面/中間で切替
  • ▲▼:計測したデータの保存/呼び出し

計測テスト

床にレーザー距離計を置いて、デスク裏までの距離を測ってみました。

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巻き尺の数値との差を見てみます。

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巻き尺では真横からみると683mm。

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レーザーの測定値は0.682m。その差-1mm。

デスクの天板から天井までの距離も測ってみました。

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計測値は1.592mでした。数字が4つ並んでいるのは4回測った履歴です。

デスク天板の厚みを測ってみると、18mm。

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ということは、床から天井までの距離を計算すると0.682+0.018+1.592=2.292のはず。

床にレーザー距離計を置いて天井までの距離を測ってみると、2.292。

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ピッタリ!(測る場所によっては最大で2.295と表示されました。)ちなみにこの部屋はガレージ内に後から作った部屋なので天井が低めです。

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距離計の上面から照射される赤いレーザーはこんな感じ。

壁・天井以外でも使えます

前述のように入り隅(箱の内寸)の距離を測るのは簡単です。では出隅(箱の外寸)を測るにはどうすれば良いか?

例えば段ボール箱の大きさを測りたい場合:

距離計の基準点を距離計本体の上面に設定し、遠くの面に壁や、平らな物を押し当ててやれば簡単に測れます。

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この箱の長さは461mmと表示されました。巻き尺で測っても同じ値で、正確です。

まとめ

DIYerにおすすめのレーザー距離計です。今までなら壁の距離を測る時などは巻き尺を使うと思いますが、自重で巻き尺が折れたり、巻き尺を壁際で折り返すと正確さに欠けたりしていました。でもこれを使えば簡単に正確に測れます。

製品の作りも測定機器らしく高品質で、良く出来ています。特に欠点も見つかりません。この品質でこの価格なら、かなりお買い得だと思います。

このレーザー距離計の測定範囲は最長40mですが日常で測る距離としては十分です。ちなみに、もっと長い距離(900mまで)を測りたい場合は望遠鏡型のレーザー距離計が使えます。(以前のレビュー参照

コメント

  1. 電子工作好き より:

    こんばんは~

    これは近距離用のレーザー測距計ですね。
    部屋の中で使う場合や、物の寸法を測りたい時などには
    こういう機械でないと使えないと思います。
    40mまで計測可能ならば、ちょっとした大ホールまでは計測可能でしょうし、
    これは良いですね。値段が 4,980円という事で2度ビックリです。
    私はこれは多分、1万以上はするだろうなぁ?と予想していましたもので。

    • oink! より:

      電子工作好きさんこんにちは。
      こういうレーザー距離計がひとつあるとすごい便利です。
      もっと上のクラスの製品だと傾斜センサーが付いていて、三角関数で水平距離を計算したりも出来ます。(但し高いです。2-3万しますね。)

      コレは傾斜センサーは付いていませんが、無いからと言って不便に感じることもないし、十分満足できると思います。

  2. オジジ より:

    本当に安いですよね
    私も買いたいと思ってアマゾン覗いたら 色々な機種が出てきてどれが良いのか迷ってしまいました
    計測できる距離の違いですかね

    • oink! より:

      オジジさんこんにちは。
      確かに安いのがたくさんありますね。
      ボッシュとかマキタの製品でも7000円ぐらいで買えますしね。
      値段の差はブランド力の差じゃないでしょうか。
      測れる距離が長いと高くなりますが、巻き尺の代わりとして使うなら実際のところ20mもあれば十分かと思います。

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