リサイクルした使い捨て電子タバコを使った火災警報器点検棒「けむり当番チェッカー」を作りました。実際の煙(水蒸気)で点検すれば動作の確実性がアップするので、安心できます。
世間ではあまり好まれない電子タバコ (VAPE)も使い方によっては役に立ちますよ。
作り方
使う材料は100均で売っている突っ張り棒のパイプ(細い方)と、10mmの熱収縮チューブ、それと使い捨て(使い切り)電子タバコです。
Φ9.3の使い捨て電子タバコを使うなら、突っ張り棒の細い方のパイプがピッタリ合います。
外径は10mm。長さは640mmありました。これなら脚立を使わなくても天井に届きます。
先端に熱収縮チューブを付けて、火災警報器の警報停止ボタンを押しやすくします。
この熱収縮チューブには滑り止めと、傷付き防止の意味があります。
反対側にも熱収縮チューブを付けますが、その前に巻きパイプの合わせ目を少し開きます。
こうする事でΦ9.3の使い捨て電子タバコが入りやすくなります。
そして(リサイクルした)使い捨て電子タバコの吸い口の方を差し込みます。
先端から息を吹き付けると、パイプの先端から水蒸気が出てくるという仕組みです。(先端のキャップを外しています。舌先で触らないように。口の中でLEDが光りますw)
操作方法
簡易的な点検はボタンを押して火災警報器に異常が無ければ「ピ!正常です」と鳴ります。
もっと確実に点検するには実際の煙でチェックします。パイプの先端を横のスリット付近に持っていき、息を吹いて水蒸気を出すと、「フィー!フィー!、火事です!」と鳴るはずです。
警報音を止めたい場合はそのままパイプの先で警報停止ボタンを押せば鳴り止みます。
動画
実際に電子タバコの水蒸気で火災警報器の動作チェックする様子をビデオに撮りました。
(2:02) 動画では煙の出方が弱いですが、煙の素(グリセリン&プロピレングリコール)を追加すればモクモク出るようになると思います。
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