地震、火山噴火、太陽フレア、テロ、電力不足、設備の老朽化、フッ素問題、浄水場の操業停止・・・蛇口から水道水が出なくなる要因はいくらでも思いつきます。
有事に備え、数ヶ月前から作り始めたポータブル電動浄水器がついに完成しました。
これまでの流れ
構想とパーツ購入

フィルターの改造

スイッチボックスを作る
ランプ付ロッカースイッチと、5.5×2.1DCジャックを使って、スイッチBOXを作りました。
AC100V用のスイッチですが、DC12Vでもネオンランプ(LED)が点くのを確認。
Aliで8個セット250円で買ったネオン(LED)付ON/OFFロッカースイッチ。

DCジャックはMax5AまでのDC-099。コードホルダーはシガープラグのを流用。
3Dプリンターで作ったネジ止め用の足を二塩化メチレンで接着しました。
スペーサー
3Dプリンターでもう一つ、フィルターをコンパネに固定するためのスペーサーを作りました。
これを噛ましてフィルターが水平に取り付けできるようにします。
組み立て
図面に合わせて置いてみたら、少し無理があることが分かり、配置を修正しました。中空糸幕フィルターは金具(セットフロアーナット付プレート)で斜めに固定する形に変更。
金具にはクッションテープを貼り、中空糸幕フィルターがずり落ちないようにしました。
コンパネに図面を貼り、丸鋸とホールソーを使って切り抜きました。
この板の裏側には脚となる板を切って、丁番でネジ止めします。
amazonで買った浄水フィルターカートリッジはキッチンで数年使ったものと交換します。
使い古した方をポータブル電動浄水器で使います。(ホースは新品)
トラスタッピンネジで各パーツを取り付けたら完成です。
重量バランスを見ながら、脚のロープの長さを調整しました。
スイッチBOXとポンプの接続はギボシを使うことにしました。
取水側のホースはワンタッチコネクターで取り付けできる形に。
浄水をポリタンクに入れる方のホースもワンタッチコネクターで。
動作テスト
動作テストは20Lポリタンクに水道水を詰め、フィルターを通して空のタンクに入れ替えできるか試してみます。
電源は300W ポータブル電源のDC12V出力を利用します。
最初に、自作フィルター2個のみを通して、中空糸幕フィルターをバイパスします。
新品フィルターに付いていた通水確認用の直結プラグ。
まとめ
12Vの電動ポンプと3つのフィルターを組み合わせて、持ち運べる浄水器が完成しました。
車やカブに積んで、水源まで飲み水を汲みに行けるようになりました。
2025年は何が起こるか分かりません。今のうちに準備だけはしておいたほうがイイんじゃないかと思います。
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