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【非常用】ポータブル電動浄水器用のフィルターを作る【川の水】

開発中の非常用のポータブル電動浄水器ですが、電動加圧ポンプで川の水を汲み上げ、同時に3つのフィルター(ゼオライト、活性炭、綿、中空糸)で濾過する仕組みです。

中空糸フィルターは製品をそのまま使います。今回はその上流のフィルターを作ります。

材料

中空糸フィルターの手前である程度きれいにしておかないと、すぐに目詰まりしてしまいそう。ということで、Aliや100均で使えそうな材料をあれこれ買い集めました。

 

淡水魚の水槽に入れるゼオライト。ダイソーで110円。今回は右の粗い石を使います。

 

蛇口の所に付ける「浄水蛇口」。中に入っているヤシ殻活性炭を使います。

フィルター器具はAliexpressで買った、シャワー用の製品を使おうと思います。

左のフィルターには塩素を除去する亜硫酸カルシウムボールが組み込まれています。この亜硫酸カルシウムを活性炭と入れ替えます。

ゼオライトフィルター

一番上流に設置して、ゴミや、重金属がある程度取れるようにします。フィルターのケースに嵌まる、ゼオライトを入れる筒状のフィルターカートリッジを作ります。

100mmに切った内径20mmの塩ビパイプに孔を開けます。

 

Φ1.5の孔開けは根気のいる作業でしたが、なんとか筒が完成。

 

純正フィルターカートリッジの代わりに差し込み、中にゼオライトを入れる目論見。

 

純正カートリッジから両端の網のキャップを取り外します。

 

中から取り出した、脱塩素剤(亜硫酸カルシウムボール)。これは別の機会に使います。

 

今回は取り外した網を使います。

 

片側にはめ込みます。きっちり固定されました。

 

ゼオライトは水が透明になるまで洗います。

 

筒の上まで詰め込み完了。

 

製品のキャップを嵌めたところ。上から入った水は外側から中心に向かって下に抜けます。

 

ネジを締め付けたら完成です。

綿+活性炭フィルター

川の水をゼオライトで濾過した後、「浄水蛇口」のヤシ殻活性炭を使って更に濾過します。

ペンチで割って、活性炭を取り出します。

 

脱塩素ボールを取り出した綿フィルターに活性炭を詰めました。

 

網のキャップを嵌めた後、「蛇口浄水」に入っていた不織布のフィルターを切って乗せます。

 

フタを締め付けて完成です。

2種類完成

息を吹き込んでみると、どちらも抵抗は大きくないことが確認できました。これなら加圧ポンプでスムーズに水が通るはずです。

あとはこれを組み込んでポータブル電動浄水器を組み立てて行きます。

 

 

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