キッチンの水栓金具から水が滲み出るようになりました。パッキンを替えれば直りそうですがもう20年以上使ってるし、この機会に新しい蛇口に交換しようと思います。
メーカーはKVKっぽいけど、不明です。(JWWAっていうのはメーカーじゃないんですね。)
交換機種を2つに絞込
新しい水栓金具は、どんなのがイイか考えてみました。
ワンホールタイプの混合栓で、下記の条件を加えて探してみました。
- シャワーホースが伸びるタイプ
- プラスチックの表面が出ていないこと
- 浄水機能は要らない
- 高くても2万円ぐらい
最新の品番を確認すると左がTOTO TKGG32EBR、右がLIXIL SF-HB452SYX
TOTO TKGG32EBR
- シャワー切替がロッカースイッチ型で使い易そう
- ハンドルの輪っか形状が使い易そう
- TOTOの方が補修部品が入手し易い(気がする)
LIXIL SF-HB452SYX
- ボディ径がTOTOより3mm太いので、固定するのに有利
- 頭が小さいので、見た感じがイイ
- 根元にネガRが付いていて、掃除しやすい
2つに絞り込んだのですが、価格は同じぐらいなので、どっちにするか悩みました。
悩み抜いて、TOTO TKGG32EBRに決めました。決め手はシャワー切替しやすさ。
現状調査
待てよ?その前にコレ付けられるのかな?カウンター穴のサイズが大き過ぎて固定できない可能性があります。シンク下に寝そべって、取り外して確認したほうが良さそうです。
左は浄水栓。右が今回交換する水栓。樹脂のナットを緩めて、穴の径を確認してみます。
穴が55mm。交換予定の本体の太さはTOTO=51mm、INAX=54mmなので、ダメじゃん。
カウンターをポリエステル樹脂で塞いで、穴を開け直すか・・・・とか考えていたんですが、良い物があることを知りました。
水栓穴変換アダプター
詳しく調べてみると、ナショナル系は55mmの穴が開いているとのこと。
KVK製の『カウンター穴径変換アダプター Z36-48-55』を付ければ55mmの穴を36mmに縮められます。
交換作業
注文した品物が届いたので、まずは納品チェック。
欠品、不良無く、OKです。
カウンターの穴:55mmと穴径変換アダプターの穴:36mmの対比
上面施工アダプターのU字金具を上から入れて、PPのバンドを引っ張り上げます。
ネジを締めれば土台が固定されます。これに本体を上からはめ込む構造。
穴が大きいのですが、一応ガッチリ留まってます。(シンク下に寝そべって撮影)
お湯と水の管を接続完了。ワンタッチで接続できるように考えられています。
寝そべってネジを締める必要がなく施工が簡単。大手メーカーならではですね。
レビュー
金属のキラキラ感がイイ。
半分以上お湯方向に行って山を乗り越えないとお湯が出ないエコなハンドルです。
空気を含んだ『ミクロソフトシャワー』は水が跳ねて飛び散らないのがイイ。
ホースが伸びるので、シンクの端を簡単に洗い流せます。
まとめ
上面施工やワンタッチカプラーなど、施工性の良さは文句なしです。この辺のユーザーフレンドリーさは日本のメーカーならではじゃないでしょうかね。ただ、上面施工と言ってもU字の金具が正しい位置にあるか、シンク下に潜って確認する必要はあると思います。
製品については概ね満足ですが、気になる点もあります。一つ目は金属のようで、金属でない点。ハンドル以外の大部分が樹脂メッキです。軽量化できたり、冷たくなかったりっていうメリットがありますが、硬いものをぶつけたら剥げてこないか?って心配もあります。まあ、この形を金属で作ったら、この値段じゃ出来ないと思いますけどね。二つ目は本体を上面施工アダプターにネジ止めした後に嵌めるキャップが、爪で簡単に外れてしまうこと。知らない間に下水に流してしまいそうな感じです。
でも新品は気持ちいいですね。多分20年ぐらい使い続けることになるので、よろしく♪
コメント
すごいですね
今度は、水道屋さんですか
車屋さん、大工さん、電気屋さん、SEと
なんでもこなしますね、根っから好きなんでしょうね
私も好きで、ある程度はこなしますが、完成後の見た目が
とっても悪く美的感覚はゼロですね(笑)
OiNKさんみたくなりたいと思いつつ、拝見しています。
>根っから好きなんでしょうね
はい。その通りです!
今時の住設機器は施工説明書がしっかりしているので、割りと簡単です。プラモデルと一緒ですよ。この蛇口の施工だったら、組み立て家具のほうが難しいと思います。
>OiNKさんみたくなりたいと思いつつ、拝見しています。
ありがとうございます!