Windows10のiMadをWindows11(24H2)にアップグレードしました。そしたらケース内に収めたUSBのWi-Fi(Bluetooth4.0付き)が使えなくなってしまいました。

Win10ではWiFi、BT共に問題なく動作していたんですけど。(Wi-Fi接続時は青LEDが点灯)
Win10だと問題なし
Windows10の時はWiFiをUSBに挿したら自動的にドライバーがインストールされました。

Realtek 8822BUがそれ。同時にBluetoothも入ります。

デスクトップでイーサネットか、Wi-Fiの接続を切り替えできます。
Win11だとWi-Fiが✕
ところが、Windows11にアップしたらWi-Fiの切り替えタブが消えてしまいました。

Bluetoothだけは問題なく使えるのが不思議です。

Wi-Fi動作中に点く青LEDは消えたままです。
試したこと
まず初めにSSDをGPTに変換してみましたが、何も変わらず。

別のPCにSSDを繋いで、MBRからGPTに変更しました。
Realtekの最新ドライバーを拾ってきて、インストールしたのですが

USB Wi-Fiを挿してもRealtek 8822BUは入らず、BT4.0のみ入るという状態。
Realtek 8822BUドライバは2つの方法でインストールしましたが、いずれもダメでした。
- Microsoft Update カタログから.cabファイルをダウンロードして、コマンドプロンプトでdismコマンドを使う方法
- 野良ドライバーを拾って来て、デバイスマネージャーから追加する方法
原因を探る
他のWindows11PCで試してみると、このWiFiをUSBに挿すだけで使える機種と使えない機種があり、他のASUSマザーボード2機種では問題なく使えるんですよね。

ASUS P8H77-Vは問題なく使えます。USBに挿すだけで、自動的にドライバーが入ります。

Wi-Fiの速度もこれだけ出れば十分です。
同じASUSマザーボードでも、このUSB Wi-Fiが使えるのと使えないのがあるのは何故?
| PC | CPU | Ethernetメーカー | 備考 | |
| ◯ | ASUS P8H77-V | Corei-7 3770 | Qualcomm | 2013年製DTPC |
| ◯ | ASUS PRIME-B760 | Corei-3 13100 | Realtek | 2023年製DTPC |
| ✕ | ASUS H87I-PLUS | Corei-7 4790 | Intel | 2013年製M/B (iMad) |
| ✕ | eMachines E732 | Corei-3 M380 | Brordcom | 2011年製ノートPC |
なんとなくですが・・・RealtekのWireless LANと、Ethernetコントローラーとの相性が関係しているような気がします。結局、原因は分かりませんでしたが。
Lanを交換
USB Wi-Fiを諦め、LANケーブルを引っ張って来ることにします。ただし、現状では90Mbpsしか出ないので、手を加えることにします。

LANポートがボトルネックになっている予感。ここでMax100Mbpsに抑えられるみたい。

iMadを作った10年前、内蔵LANケーブルをCAT5で作ってしまったのかもしれません。
マザーボードのバックパネルにCat6の延長ケーブル(50cm)を繋ぎ、iMadの後ろの隙間から取り出すことにします。

Aliで買った延長ケーブル(送料合わせて600円ほど)。


バックパネルに挿して後ろから取り出す作戦。Cat5くさい青いケーブルは横に待機。

壁から引っ張ってきたCat6のケーブルを繋ぎます。
結論
iMadで無線LANを諦め、有線LANに戻すことにしました。ただし、有線だと90Mbpsしか出ないので、CAT6の延長ケーブルに変更し、ケースの隙間から取り出す形にしました。

これまで90Mbps前後だったのが、500Mbps前後まで5倍近く速くなりました。もうWi-Fiでなくてもイイやって感じ。(満足度:90)



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