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ガーデン防犯ライトの12V化改造

ガーデン防犯ライトが浸水して壊れたので、DC12V用のモーションセンサーを買ってきて取付け、乾電池8個で動く形に作り直しました。

外装を黒く化粧して、綺麗になりました。CREEの10W級LEDに交換し、明るさもアップ。

LED&Driver

LEDは10WのCREE XM-L T6。光束はMax1999lmで、3Aまで流せます。これをフラッシュライト用の定電流ドライバー(動作電圧:3V-18V)を通して点灯します。

20mmのスター基板付きXM-L T6と、17mm 1モードのLEDドライバー

元々はSMD1個。この基板の下に20mm間隔のネジ穴が開けられていました。

ポン付けで行けました。LEDドライバーは熱収縮チューブで絶縁して隙間に収めます。

動作確認OKです(4.5Vで動作)。光色は緑っぽいですが、電圧を上げると白くなります。

12Vセンサー

前回amazonで買ったものがAC100V用で使えなかったので、12V用をAliで買い直しました。出荷から20日ほどでセンサーが届きました。

早速実験してみます。DC12Vを繋ぐと問題なく点灯しました。センサーの動作も問題なし。

電圧を下げて行くと、8V付近からセンサーが動作することが分かりました。

センサーの取付けは本体穴にある回り止めの出っ張りを削ったらピッタリ嵌りました。

塗装

元々はアイボリーですが、日焼けして汚いので、つや消し黒に塗装することにしました。手抜きして、マスキング、組んだままサフェ、ラッカースプレーで仕上げました。

関節部分は塗り残しが出ないように、塗装が乾いてから角度を変えて、再度塗装します。

モーションセンサーの方もサフェ、つや消し黒で塗装。

12V電源

12V電源は単一乾電池8個で行きます。鉛バッテリーより入手しやすく捨てやすいのが乾電池にする理由です。電池ボックスは3Dプリンターで作ります。

以前作った1列分の電池BOXを横に並べてデータを作り直しました。(STLデータはこちら

以前ケムシトールで使っていたヒューズ・スイッチを取付けます。

+-接点同士をコードで繋いで2直列×4となります。

最端の+-にコードを繋いで、引き出します。

電池はダイソーで3本108円のGP製。電圧は13.24Vあります。

配線し、ケース内に収めます。ON/OFFスイッチは無くし、ABS板でフタをしました。また、中に水が入ったとしてもセンサー部に入り込まないように、シリコンで防水しました。

完成

取り付け前に電流をチェックしてみます。

点灯時の電流は0.39A。(LED Driver仕様:7.4Vで0.43A、14.8Vで0.27A)

待機時にセンサーに流れる電流は0mA (10mA以下)です。

まとめ

元々は4.5Vで動作していたライトを12Vに変更したわけですが、当初LONGのMFバッテリーを使おうかと考えていました。しかし、捨てる時のことを考えると乾電池の方が楽です。また、単一乾電池8個買っても300円足らずというのも大きいです。

12V用センサーは8V付近から動作するので、乾電池1本あたり1Vに下がるまで使えます。LEDドライバーは3V~18Vで動作するので無駄がありません。

LEDをCREEのXM-L T6に替えて格段に明るくなりました。以前より熱が出ますが、元々付いていた板金のヒートシンクがそのまま使えるし、連続点灯時間は長くても1分程度なので、問題ないかと思います。

防水に関しては以前の浸水・故障を教訓に、極力穴を塞ぎ、隙間をシリコンシールしました。以前よりも防水性は良くなっていると思います。 (満足度:95)

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コメント

  1. tara より:

    防水対策までしてと
    手間暇かかりますね…

    ここまでいくと程度のいいのを
    かおうかなとなってしまいます…

    配線のつなぎ方が素人なので
    こういう組み立てていくのは楽しそうで
    うらやましいです

    • oink! より:

      納得いくものが売っているなら、買うほうがイイと思います。
      ただ、作った方がブログネタにもなりますし。
      出発点は修理ですが、どうせ直すなら・・ということで色々機能アップさせました。
      10W級LEDで、センサー付き、DC12V駆動というものは中々売っていません。
      ここが自作の醍醐味です!

  2. ojisan より:

    さすがですね
    単一電池×8本とはね、やられましたね
    てっきり18650かと思ったんですけども
    でも、これだけリチウムや二水とか氾濫してると、かえって乾電池って
    新鮮に思うのは、私だけかな?

    • oink! より:

      18650にしなかったのは置き場所が真冬-5℃、真夏40℃ぐらいになると思うので、ちょっと怖いからです。電圧が下がりすぎて充電不可でゴミになったりするのも嫌ですし。乾電池ならダメになったら交換して捨てるだけなので簡単です。
      野良猫が通った時ぐらいしか点くことは無いと思いますが、単一だとどれ位の期間持つんでしょう?2年ぐらい使えると嬉しいんですが。

  3. mytoshi より:

    修理完成版の記事をありがとうございます。楽しく読ませていただきました。

    単一乾電池、ダイソーなら3本100円が有るから安く維持できて良いですね。
    panaの単一マンガン放電特性を見ると400mA連続なら1.0V迄で約6時間(360分)、一日平均1分点灯で一年でしょうか?
    電流値1/3にすれば3年持つ?

    降圧式定電流基板上の[R180]を0.5Ω程度に交換すれば約1AのLED電流が1/3位になるような気がします。
    XM-Lに1Aでは約400ルーメン、1/3なら150ルーメン程度になる?これでも夜間なら結構明るいと思います。

    • oink! より:

      容量の計算ありがとうございます。
      400mA、1日1分で1年ですか。全く点かない日も多い感じなので、倍の2年行けるかもしれません。
      >降圧式定電流基板上の[R180]を
      こういうのがすぐに見つけられるのが凄いです。私の場合は買ってきて組み合わせるのが精一杯です。XML T6とドライバの予備が1個ずつあるので、いつか実験してみたいと思います。

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