掃除機のノズルやモップが入らない、床上の狭い隙間を掃除するためのフローリングワイパーを作りました。
こういう隙間はジョイント部の出っ張りが当たって、普通のモップは入りません。
100均材料
まずは改造ベースとなるフローリングワイパーをダイソーで買ってきました。
先端のパッド部分と、柄の部分は別売りで、共に110円。
台座から上に伸びた軸受部分がテレビ台に当たって奥まで入りません。
まずは嵌め込まれたクリップを外します。
コレを組み合わせて、ユニバーサル的に動く仕組み。
設計
ユニバーサルジョイントをやめ、前後方向のみに回転する軸受を作り、それを側面に取り付ける形としました。取り付け位置は高さ方向に平面が広い短辺の方にしました。
3Dプリンターで作りやすいように2つに分け、接着します。台座への取り付けはネジ止めで。
軸受部分は成形品を実測してモデリングしました。これを透明ABSでプリントします。
各部品5~10分でプリント完了。右の部品は穴を塞ぐフタです。
2つの部品を二塩化メチレンで接着。
接着剤が効かないPPなので、M3のネジとナットで取り付けます。
スポンジをめくって、ナットを固定しながらネジを締め付けます。
スポンジはセメダインスーパーXで付け直します。
元のジョイント部分はホットナイフで切りました。フタもセメダインスーパーXで接着。
完成
薄型フローリングワイパー完成です。
ジョイント部分は渋めに摺動するので一定の角度で保持できます。
手つかずの所なので結構汚れていました。
その後、更に強化すべく手を加えました。
T字部分が折れそうなので、左右に力が加わらないように三角のリブをプリントし、二塩化メチレンで接着して補強しました。これで折れることは無いでしょう。(満足度:85)
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