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石油ファンヒーターの修理

ファンヒーターがスイッチを入れた直後に「換気」のランプが点いたり、「加熱防止」で止まったりするので、メンテしました。

カバーを外したところ

何だかんだで、もう20年のサンヨー製

バーナーの上に付いている遮熱フード

20年分のホコリがすごいです。焦げてます。

遮熱フードを外した状態

バーナー側面の板金もすごいホコリです。

バーナー周りの筒を外したところ

針金のようなものが2本見えますが、左が炎検知器、右が点火プラグ。

石油ファンヒーターについて調べてみると、この炎検知器が燃焼状態を見ているのですが、これが汚れると燃焼不良と判断して消火するようになるそうです。特に整髪スプレーやガラスクリーナーなどを部屋の中で使っていると、スプレーに含まれるシリコンが炎検知器に付着して白くなり、異常検知するとのことです。

バーナーの下を覗き込むと、空気取入口の奥にもネットのフィルタが着いていて、そこにもホコリがぎっしりと詰まっていました。さらにバラすのも面倒なので、掃除機のノズルにストローをガムテープで留め、外側から穴に突っ込んで吸い取りました。

外側に付いているネットを外した状態

 

メンテナンスとしてやったことは20年分のホコリを落し、炎検知器をペーパー掛けして、ピカールで磨き、ボロボロに劣化したウレタンの隙間テープを交換しただけですが、おかげ様で絶好調です。燃焼効率も少し良くなったような気がします。

使えるとなると死ぬまで使いそうですが、こういった製品は10年位で買い換えるべきかもしれません。
(火を扱う製品の分解、組立はとても危険です。メンテした当の本人でさえ不安感ゼロではありませんから。景気高揚のためにも買い替えをお勧めします。私自身は効率の良くなったエアコンに替えたいと思っています。)

(2009-11-19 SS)

 

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