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【解決】Windowsアップデートが失敗する問題【0xc1900200】

Windows10 (Home)をFall Creators Update(1709)しようとすると、 0xc1900200のエラーが出て、アップデートできません。しかし、ある操作によって解決したので、その方法を記録しておこうと思います。

症状

ノートPC[eMachines E732]を起動すると、いきなり更新プログラムのダウンロードが始まりますが、何度やってもWindows10最新バージョンへの更新が上手く出来ません。

Windows10 更新アシスタントを使って、更新プログラムをダウンロード、インストールするだけなんですが・・・

ダウンロードに15分以上掛かって、インストールにも同じぐらい時間が掛かります。やっと終わったと思ったら、「問題が発生しました」が表示され、何も変わらないという状況です。

原因と対策

調べてみると、システムで予約済みのパーティションの容量を350MBに増やしてやると上手く出来たという情報を見つけました。

エラーメッセージ0xc1900200が表示されwindows10homeのへのアップグレードが出来ません。
エラーメッセージ0xc1900200が表示されwindows10homeのへのアップグレードが出来ません。 現在のeditionは、windows7home premium Service Pack1です。

ウチのeMachinesの”システムで予約済み”(SYSTEM RESERVED)は47MBとなっています。

ここが小さい事が原因と見て、350MB程度に増やしてみようと思います。

パーティション拡張のやり方

初めに、拡張したいパーティション=[SYSTEM RESERVED]の右側にあるパーティション=[eMachines(c:)]の容量を減らして未割り当てパーティションを作ります。その未割り当てパーティションを拡張したい[SYSTEM RESERVED]と結合するような感じで拡張します。

ディスクの管理で[eMachines(c:)]を右クリックすると、ボリュームの縮小というメニューで未割り当てが出来るのですが、[eMachines(c:)]の右側にできてしまいます。
[SYSTEM RESERVED]の右=[eMachines(c:)]の左に作らないとダメなので、これは失敗。

EaseUS Partition Master等のフリーソフトを使えば、パーティションの場所を指定することが出来ます。[SYSTEM RESERVED]の右側のパーティション[eMachines]を指定して、パーティションのサイズ調整/移動をクリックすると、前側と後側に未割り当て領域が作れます。

左側のバーを右にドラッグしてから、容量を350と打ち込み、OKをクリックします。

この時気が付かなかったのですが、後側の未割り当て領域が3GBほど作られるように指定されています。本来ここはゼロにしておくべきです。

[SYSTEM RESERVED]と[eMachines]の間に345.14MBの未割り当て領域を作る指示が完了。

続けて[SYSTEM RESERVED]の容量を拡張する操作を行います。

右側の○ボタンを右端までスライドして、未割り当て領域 後:345.1MBを取り込みます。

これで[SYSTEM RESERVED]が392.0MBになりました。

あとは再起動すれば、Windowsの外で実際のパーティション変更操作が行われます。

再起動後、ディスクの管理を見てみると、[SYSTEM RESERVED]が384MBに拡張されているのが確認できます。ミスして[eMachines(c:)]の右に3.01GBの未割り当て領域が出来てしまいましたが、ここで[eMachines(c:)]を右クリックしてボリュームの拡張を選べば3.01GB増えて元に戻ります。※ここで戻さなかったのが失敗でした(後述)

ちなみに、AOMEI Partition Assistant(フリーソフト)も同様にパーティションの前後を指定して未割り当て領域を作ることができるようです。どちらのソフトも大差無いと思います。

再度Windowsアップデート

システムで予約済みのパーティションの容量を384MBに増やした後、もう一度『Windows10 更新アシスタント』を起動すると、無事に最新バージョンに更新することができました。

自動的にブラウザが立ち上がり、Fall Creators Updateに更新されたのが確認できました。

システムのバージョン情報を確認すると1709

まとめ

0xc1900200のエラーが出て、Windowsアップデートできない場合は、[システムで予約済み]のパーティションの容量を350MB程度に増やすと、解決する可能性があります。

身内が使っているeMachines E732が全部で3台あるのですが、調子が悪いので見てほしいというので、確認したら全部同じ症状でした。そして、3台とも上記の対策で解決しました。

パーティションの容量を増やす方法はフリーソフトを使って、[C:ブート]左側に[未割り当て領域]を作って、[システムで予約済み]に取り込むような形で拡張します。

間違えて[eMachines(c:)]の右に作ってしまった[3.47GB 未割り当て]ですが、そのまま戻さずWindows更新アシスタントを実行したら、[eMachines(c:)]の右に新たに[回復パーティション]が作られ、[eMachines(c:)]から離れてしまいました。氵

この位置だと、[881MB 回復パーティション]に繋げるしか無さそうです。┐(‘д’)┌

パーティションを拡張する場合、未割り当てパーティションの位置が重要です。また、拡張するタイミングを逃すと、元に戻せなくなるので注意したほうがイイですね。

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コメント

  1. OJISAN より:

    う~ん知恵熱が・・・う~ん
    PCのメインボードやHDDを交換した事は何度かありますが
    ソフト的な事はやらなかったので??です
    一度ソフト屋にすごいことをやってるなって言ったら、ソフト屋からみると
    ハードを直すほうがすごいと言われました、あんなにたくさんのネジをはずして
    また元どおり組み立てるほうがすごいと、言われました
    確かにバラバラに分解した影も形もないPCを、元どおり組み上げる自信はありました
    やっぱり適材適所ってあるんだなって、変に感心してしまいました
    ちょっとだけ優越感・・・
    でも、ソフト屋のほうがレベルは高いと感じます・・・ちょっとだけ劣等感・・・

    • oink! より:

      私だって情報をどこかで見つけてこないと何もできないです。
      今はネット上で検索すれば大抵答えが見つかるので楽ですね。
      しかしaround80の婆さんがPCを立ち上げる度にアップデートを促すメッセージと
      エラーメッセージが繰り返し表示されても、絶対解決できないでしょうね。
      あとは変な所にできてしまったパーティションが戻せるのか、古い回復パーティションを削除して活かせるのか、課題が残っています。

  2. mytoshi より:

    oink!さん、情報をありがとうございます。
    この記事の対策で私の予備機(OPT790,Win10Pro 64bit)を最新版に更新出来ました。
    Cドライブを320MB減らしてそれをシステム予約領域へ回しました。
    昨年エラーでどうにもならず古いまま放置していたのですが、やっと最新版で使えます。

    メインで使っているノートPCはSSD化して起動15秒に慣れているため、HDD起動の遅さに唖然としました。速いのに慣れてそれが当たり前と思ってしまうのは恐ろしいものです。

    HDDのWindowsを更新完了するのにも4時間ほどかかりました。最新情報をダウンロードしながらとはいえこれにも驚きました。
    SSDは数分で完了していましたから…

    HDDのパーティション操作はMS-DOS時代からやっていますが、今は高性能なソフトを無料で使えるのだから便利な時代になったものです。

    古い回復パーティションを弄ったりするのが不安であれば、HDDクローンを作ってから弄ることがお勧めです。おかしければ元のHDDに交換すれば済みます。

    • oink! より:

      無事アップデートできて何よりです。
      SSDに慣れてしまうとHDDのトロさには参ります。もう戻れないですね。
      1個予備のSSDがあるとイイなと思っています。
      クローンを作っておけば弄るときに安心だし、クローンを作った後に元のディスクを
      セキュアイレースしてからもう一度戻せば、速度が回復すると思います。
      HDDを挟むと、アライメントを気にする必要があるので、やっぱりSSDがいいですね。

  3. こんばんはー。

    なるほど、今の Windows でもアップデートで問題が発生する事が有るのですか…
    参考にさせていただきます。私の場合には、Windows のアップデートは、マシン側から自動アップデートの要請が有った時にお任せ…で、今の所は問題が有りません。

    私が Windows のアップデートで問題が出たのは、どのくらい昔の話だろう?
    WindowsXP の時代(10年くらい前かな?)に、多少トラブルった覚えが有ります。
    その時には、確か比較的に簡単に治った記憶が有ります。

    今から20年くらい前の Windows98 とかの時代に、アップデートしたら BIOS 画面から前に進まなくなって、泣く泣く全てをクリーンインストールし直した…なんていう経験も有りますが、今となっては遠い遠い記憶になりました。(今のWindowsって比較的に安定していると思います)今はネット上で情報が多いので、調べるのも楽で良いですよね。20年前だと私は確かまだインターネットも未契約の時代だったので、問題解決まで行くのも一苦労でした。

    • oink! より:

      >私の場合には、Windows のアップデートは、マシン側から自動アップデートの要請が有った時にお任せ…で、今の所は問題が有りません。

      今回の不具合は自動でアップデートの工程に入るのですが、1時間以上掛かって結局何も変わらないという、非常に鬱陶しい状態でした。
      「システム予約済みパーティション」はWindows7のインストール時に作られるみたいですが、Windows10にアップしても取っておく必要があるのか疑問が残ります。

      今から20年くらい前・・私はMacを使っていましたが、爆弾マークでフリーズして保存していなかった作成中データが飛んだり、何度も痛い目に合いました。
      XPからWindowsに移行して、7以降はブルースクリーンになることは滅多になく
      快適です。情報もパーツもwindowsの方が入手し易いのがいいですね。

      • >自動でアップデートの工程に入るのですが、1時間以上掛かって結局何も変わらないという、非常に鬱陶しい状態でした。

        なるほど、私は Windows7から10へのアップグレードの時に、似た様な状態に陥りました。でネットで色々調べて考えられる対策はほとんどやっているハズなのに改善せず、1ヶ月半くらい悩んだ事が有ります。おかげで1台だけ10への無償アップグレード期間が過ぎてしまいました(笑)。Panasonicのノートだったのですが、専用のユーティリティーをインストールしてからでないと、途中で止まる現象が出る様で、それを入れたら嘘みたいにスンナリ行きました。(ああ、最初から Panasonic のサイトの内容をもっと見ておくべきだった…と思いました)

        >「システム予約済みパーティション」はWindows7のインストール時に作られるみたいですが、Windows10にアップしても取っておく必要があるのか疑問が残ります

        私も、それ程は詳しい訳ではありませんが、Windows7 と 10 では仕組み自体はほとんど同じ…とかの記述を見た事が有るので、Windows7 で使っていた仕組みは 10 でも使うのではないでしょうかね?とにかく『一時的に必要な情報を書き込んでおく領域』は頻繁に利用している感じがします(パーティションの移動まで自動でやってくれると最高なのですが…)

        • oink! より:

          >ああ、最初から Panasonic のサイトの内容をもっと見ておくべきだった…と思いました
          よくあることですね。Panasonicだと専用のユーティリティーを作ってくれるので、まだイイです。eMachinesはAcerに統合された後は何もフォローはありませんから(´д`ιι)

          「システム予約済みパーティション」は500MB程度なんで放っておいてもまだいいですが、古い回復パーティションの9GBは取り戻せるなら、戻したい大きさです。120GBのSSDだと8%近く減らされるのは惜しいです。

      • mytoshi より:

        > 古い回復パーティションの9GBは取り戻せるなら、

        [古い]ということは購入時のリカバリー用OSも含んでいるのでは?
        Windous10にしてしまったのですから不要で[削除]しても問題無い気がします

        9.21GBと47MBの購入時に出来ていた古いパーティション削除してC:ドライブを広げれば良いと思う。

        最後部の462MBを使いたいのであれば、Windows10用の回復パーティション451MBへ一度含めて拡げてから、回復パーティションを450MBに減らせば、残りをC:ドライブへ結合できるようになるはずです。

        私が昔使っていた「パーティションマジック」ではドラッグドロップでパーティションの場所を移動することもできていたような(曖昧な)記憶があります。

        • oink! より:

          >最後部の462MBを使いたいのであれば、Windows10用の回復パーティション451MBへ一度含めて拡げてから、回復パーティションを450MBに減らせば

          あ、そうか、
          実際は回復パーティション881MB、未割り当て3.47GBですが、3.47GBはC:に戻せそうですね。
          一番左の9.21GBは右隣のシステム予約済みと共に未割り当てにしてしまえばC:に取り込めそうな気がしてきました。
          ヒントありがとうございました。数字を縦横に動かして揃えるパズルのようですね。

  4. 鍛冶屋 より:

    やっぱり、不要な領域を一旦開放し、Cにくっ付けて
    デフラグ…が最善そうですね。

    しかし、最近のOSのサイズはすごいんですね。
    実際、95/98時代とPCにできることなんて大差ないのに、
    何んでそんなに違うんだろう?。
    “Windows” “10”ならぬ、”10″年(…以上)前の”Winodws”機を
    しこしこ使っている自分には、隔世のお話です^^;)。

    • oink! より:

      光学ディスクがCDだった頃はデータを小さくすることを考えていましたが
      DVDになってからは、気にせずバンバン使うようになったと思います。
      (自分がデータをバックアップする時も)
      MP3が出だした20年ぐらい前は「この小さいデータで高音質」って感動したものですが、今は圧縮する必要が無くなっているので、8Kだとかハイレゾだとか
      ますます大きくなる方向なんでしょうね。

  5. mytoshi より:

    しつこいコメントで済みません。
    無駄になっているパーティションを操作する時、もし、Windowsが使用中の場合には削除できないと思います。下記のようにすると削除可能です。

    私が愛用しているEaseUS Partition Masterで確認したところ、内蔵HDDでシステム予約パーティションはWindowsがロックしていて「削除コマンド」が表示されませんでした。
    HDDを下記の外付け部品を使って接続したところ全てのパーティションを自在に操作できました。

    下記の変換アダプタ、二年前には640円で購入しましたが、今は値上がりしています。

    2.5″HDD用 ハードディスクドライブ用 USB 3.0 to SATA変換アダプタ
    https://www.amazon.co.jp/dp/B00KV8ZGYG/ref=olp_product_details?_encoding=UTF8&me=

    • oink! より:

      簡単には行かないんですね。
      EaseUS Partition Masterをインストールしている起動ディスクからは操作できないって事じゃないでしょうか?
      つまり外付けディスクとすればシステムと切り離されるので、どんな外付けアダプターでも削除できるような気がします。
      予備のSSDを入手して、クローンを作ってから色々試してみようと思っています。

  6. させぼさん より:

    バージョン1803がインストールされて放置されていたVAIO Lシリーズに1909を更新でインストールしてて失敗の連続でここにたどりつきました。
    システム予約済みエリアを514MBに広げて再度インストールを試みましたが、「Windows10をインストールしています。」までは行くのですが再起動せず「インストールできません」とちっさいダイヤログが出て最後でつまずきます。インストール画面まで行ったのは進展です。
    なお、パーティションはメーカーのリカバリー含めて4つできています。
    残るはクリーンインストールでしょうか?

    • oink! より:

      この1709の時とは別のケースで、Win7からWin10(1909)にアップデートしようとしてインストール途中で最初に戻ってしまう時がありました。
      その時解決した方法は
      「インストールする準備ができました」の画面で「引き継ぐものを変更」をクリックし、「個人用ファイルのみを引き継ぐ」を選んで上手く行きました。
      アプリは再インストールする必要がありますが、クリーンインストールよりは楽だと思います。

      • させぼさん より:

        さっそくの返信ありがとうございます。
        なるほど、「個人ファイルのみ引き継ぐ」で成功したのですね。
        ファイルは外付けドライブに移動しているのでそれ試してみようかとかと思います。
        クリーンインストールしたノートPCのパーテション構成をディスクの管理から見るとシステムパーティション(C:ドライブ)の後ろに「回復エリア」が無いですね。このエリアがある事で都合3回目のアップグレード インストールを妨げている要因に思えますが…

    • mytoshi より:

      横槍コメントで済みません。

      > させぼさんへ

      直接updateするのではなく、インストール用USBを作成してその中のsetupを起動してupdateしてもダメですか?

      私はPC起動後にUSBからsetupを動かして友人のPC数台を「すべての条件引継ぎ」のまま正常にupdate出来ました。

      • させぼさん より:

        > mytoshiさんへ

        USBメモリーからというのはインストーラーからという事ですね。
        setup.exeからWindows10が立ち上がりますね。
        ISOイメージをDVDに焼いたものは所持しております。
        これを使ってアップグレードで失敗しました。ひょっとして読み取りエラーがあるのかもしれませんね。
        もう一度、ダメ元でUSBメモリーで試してみます。
        アドバイスありがとうございました。

        • mytoshi より:

          > させぼさんへ

          追記します。
          これまでの私の経験では次のことをあらかじめ行っておくとスムーズに進みました。
          (1) Windows updateで更新可能なものは先に済ませておく。
          (2) C:ドライブのエラーチェックを必ず実施しておく。

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