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初めてのドラレコ

ドライブレコーダーって、年々解像度が上昇、価格が下降の傾向です。絶対必要って訳でも無いので買い時が難しいですが、ここらで決断。初のドラレコをGearBestで購入しました。

Xiaomi 70mai 小米70迈

希望としては、そこそこの画質で、フロントガラスで目立たないコンパクトな製品を付けたいと思います。今やドライブレコーダーはamazonでも2千円程度で買えますが、もう少し信頼できそうな、Xiaomiの製品を選びました。って言っても4千円ほどの品ですが。

筒状の本体は手のひらに乗るサイズ。SONYのイメージセンサー搭載とのこと。

発送はPriority Line(JPEXPHR)が必須で、送料が$7ほど掛かりますが、7日で到着しました。中国内はこちらでトラッキングできます。日本に入ってからは佐川急便の配達でした。

付属品は電源ケーブルと、シガー(12V)→USB(5V)アダプター、透明シート、中国語取説

MicroUSB/USBケーブルは3.5mと余裕があります。この透明シートをガラスに貼ってから、ドラレコ本体を貼り付けるみたいです。

主な特長・仕様

  • 130°の広い視野角
  • 1920 x 1080P (30fps) HD解像度
  • 夜間の撮影に強いSONY IMX323イメージセンサー搭載
  • WiFi(2.4GHz)接続によって、リアルタイムに録画を確認できる
  • 通常はループサイクル録画、非常時はGセンサーで感知し自動録画される
  • H.264形式で容量を抑えつつ、高品質なビデオが残せる
  • 音声(中国語)で6つの操作が可能
  • カメラは200万画素、F2.2
  • 寸法:100 x 55 x 32 (mm)

ドラレコ用のMicroSD

ドラレコ用のメモリーカードとして、TranscendSanDisk等の高耐久を謳った製品があります。ドラレコは直射日光で高熱になる可能性があるので、ここは一応信頼性のあるものを使うことにしました。容量はFULL HDで3時間分残せるという32GBをチョイス。Transcendの方はMLC、6000時間耐久で、性能は最高クラスですが値段は高め。SanDiskの方は5000時間耐久で、Transcendよりも安いです。

私の場合、車は乗っても1ヶ月20時間程度なので、5000時間だと20年以上掛かる計算です。安いSanDiskの方で十分です。(それでもオーバースペック)

SanDiskの高耐久タイプ。SDSDQQ-032G-G46A

スマホで初期設定

このドラレコは設定や画像の確認をWifiで繋げたスマホで行います。まず初めにアプリをスマホにインストールします。私はドラレコを車に取り付ける前にアプリの設定を済ませました。

70mai: Innovator in Smart Dash Cams
A global leader in smart car electronics since 2016. Trusted by more than 5 million users in 100+ countries. 70mai offer...

北米向けと、その他の国向けとの違いは何なんでしょうね。

スマホでサイトへ行って、[For Other users]を選択して、インストール。emailを入力するとセキュリティコードが送られてくるので、パスワードを決めて、アカウントを登録します。

アプリが使えるようになったらドラレコの電源を入れて、WiFiで接続して設定します。

いつも使っているルーターの他に70maiが出現するので、仮パスワード12345678を入力。

[Next]をタップすると、しばらく使い方の説明が続きます。そして設定完了。

本体を手に持っているので、天井が写っています。設定は[Device setting]から行えます。ここでいじったのは次の3点。(1)[Sound recording]をOnに、(2)[Speaker Volume]をSmallに、(3)[Wi-Fi Password]を新しく変更しました。なお、設定はいつでも変更できます。

取付け

ますはフロントガラスをパーツクリーナー等で磨き、透明な静電シールを貼り付けます。このシールでドラレコ本体の貼り付け位置と左右の傾きが決まるので慎重に。

スマホの画面保護フィルムと同様、ホコリが大敵。できるだけ気泡を押し出してから、ドラレコの脚から剥離紙を剥がし、破線の部分に貼付けます。

貼った後からは左右の傾きを調整できないので、しっかり確認した方がいいです。

電源ケーブルは点線のように隠して取付けたいと思います。

縦の部分(Aピラー)はケーブルが入らないので、カバーを外すことにしました。

ケーブルを這わせたら、あとはカバーを戻して取付け完了。

カバーの表面が剥がれていたので、セメダインCもどきの接着剤で補修しときました。

ドラレコはルームミラーの前に位置するので、運転席からは全く見えません。

外から見るとこんな感じ。

※この車(BMW 318i ツーリング・E46)のシガーソケットは常時電源なので、ACC電源から取り出した3連シガーソケットに繋げました。

動画記録方式

車のエンジンを掛けると(ACC電源が入ると)自動的にドラレコが起動し、録画が開始されます。MP4で1分ごとのファイルに記録される仕様で、古いファイルから消されて、永遠に上書きされて行く形です。

初めて試した時の映像(2018.4.1) ・画質の確認はyoutube設定→画質:1080p HDで

※Windows Movie Makerで編集しています。元データよりも1回多くエンコードした分、画質は劣化していると思います。元データはMP4ですが、何故かムービーメーカーに音声データが取り込まれないため、元データから音声データのみをMP3で取り出して、ムービーメーカー上で重ねています。

Pros & Cons

Pros

  • コンパクトでシンプルなデザイン
  • $40前後と安い
  • 映像はそこそこ綺麗
  • 電源連動で自動的に録画開始するので、放置でOK
  • 電源ボタンでWiFiのON/OFF等、手動操作も可能

Cons

まとめ

約4千円のドラレコとしては、まずまずだと思います。外観的な品質に関しては十分満足できるものです。映像品質は事前にYoutubeで確認しましたが、実際に使ってみると、昼間の撮影では「こんなもん?」というのが正直な感想です。夜間の撮影はまだですが、暗所に強いソニーのCMOSです。そう悪くないと予想しています。

想定外だったのは、ダッシュボードの映り込みです。偏光フィルターを円く切ってレンズの前に貼る方法があるみたいですが、検討する価値がありそうです。作りました。効果絶大

WiFi式ドラレコの利点は本体をコンパクトに出来る事と、表示デバイスを自由に決められる事だと思います。とりあえず証拠として記録を残したいだけなら、コンパクトで目立たない方がイイし、タブレットを繋げて、大きな画面でバックモニターとして使うのも良さそうです。

映像をスマホに保存する場合、動画1本ダウンロードするのに1分程度の時間が掛かります。1本ずつ内容を確認してから保存すると結構大変です。動画を確認・保存する場合はMicroSDカードを抜いて、PCに丸ごとコピーしたほうが楽で早いと思います。ドラレコ本体とスマホをWiFiで繋げる操作は大した手間ではないので、普段はWiFiをOFFにしておいても良いかと思います。

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(満足度:80)

コメント

  1. Sheepfactry より:

    Xiaomiのドラレコ、なんか良い感じですね。自分はモニター提供してもらった3000円くらいのを使ってますが、これも画質はまぁまぁです。ただ、吸盤が弱いのか3ヶ月に1回位落ちますw
    私が使っているものは液晶ディスプレイ付きで、HDMI出力もできる仕様。画角は対角170度で、水平120度くらいなようです。Xiaomi 70 Minutesの画角は水平130度なのでしょうか? もしそうなら乗り換えたいかも。2個買って、室内取り付けですがバックモニターとしてスマホやタブレットを使うというのもありかと思いますし。

    ドラレコは、いまや「自転車にも欲しい装備」になってます。自転車でということになるとドラレコ機能付きのアクションカムを使うことになるんですが、とにかくバッテリーが保たないのが難点。せいぜい2時間なので50kmライドくらいまでしか録画されないのです。サイコンをiPhone6sで代用している関係で、モバブはスティック型をエクステンションバーとして使えるようにして携帯していますが、iPhone6sと同時に充電できないのでバッテリーの保ちがいいアクションカムが欲しいところです。

    • oink! より:

      吸盤が落ちるというのは、よくある現象みたいですね。
      このxiaomiのは水平130°です。他を知らないので、これが広いのか狭いのか分かりませんが、特に不満はありません。
      まだ付けたばかりですが、割りと使えそうな感触ありなので、バックモニターとしても試したくなります。

      >せいぜい2時間なので50kmライドくらいまでしか録画されない
      50kmっていうと、かなり長距離な印象ですが、本格的に自転車に乗る人からすると短いんですかね。自転車なら漕いで発電とか、ソーラーパネルで充電とかできそうな感じがしますが・・・ド素人の発想でスイマセン。

      小さいキューブ型のカメラが$10ぐらいですから、こういうのを防水加工して二輪に付けるのもイイかななんて考えています。

      • Sheepfactry より:

        水平130度なら狭くはないですね。ちなみに、120度だと5ナンバーのコンパクトカーで左右のピラー付け根までカバーする感じです。

        自転車と言っても「ロードバイク」だと50kmはロングライドに入らないですね。私のレベルでも2時間位で走っちゃいますし...。
        私はロード乗り始めて日が浅いので70kmライドくらいしかしてませんが、ベテランの方やレースイベントに参加する目的の方は普通に100km以上走りますし、1日がかりではありますけど200kmとか走るのも普通です。要は慣れの問題ですね。

        漕いで発電は、ライトくらいならハブダイナモでいけるんですが安定して5V1.5A以上をというのは難しいですね。人間の能力に左右されるのとハブダイナモの場合は速度で発電量が変わってしまうので。安定して発電するなら、ボトムブラケットにダイナモ組み込む必要があるかな。タイヤの回転は速度に左右されますけど、ベダルの回転は速度に関係なく一定に保つことも出来ますから(そのための変速機)
        ソーラーパネルはありかと思いますけど、これも人間が背負ってと言う感じになるでしょう。例えば、デイパックにソーラーパネルを取り付けて背負うみたいな感じ。

        • oink! より:

          >1日がかりではありますけど200kmとか走るのも普通です。
          オートバイでツーリングする時、私は300kmを目安にすることが多いです。それを考えると200Kmはかなり長いですね。(いい運動になりそうです。)

          ウチの近所に通称「尾根幹」という東西に長い道路があるのですが、
          休日ともなると、本格的なロードバイクがたくさんやってきます。
          ほとんどの人は軽さを追求したような自転車に乗っていて、
          ハブダイナモとか、デイパックを背負うといった感じでは無いですね。
          フレキシブルなソーラーパネルを、フレームやホイールカバーに貼るのなら、カッコイイかなと思いました。

  2. OJISAN より:

    なるほどねぇ~
    でも世知辛い世の中になったもんですね
    もっとも、あおり運転だなんだとこわいですからね
    自己防衛のためにも、ほしいと感じますね
    解像度がどんどん上がってますよ、そのうちに4Kだとかいいださないかな?

    • oink! より:

      煽り運転が話題になってから、ドライブレコーダーが売れまくっているみたいですね。もっとも、煽り運転には後ろにカメラを付けないとダメですね。
      一方で、高速の追い越し車線をずっとトロトロ走っている車に後ろから近づいたら、煽られたと思われるのも困ったものです。
      個人的には、ウインカーを曲がりながら点ける車と、信号の無い横断歩道で人がいるのに止まらない車を取り締まってほしいです。ねずみ取りで捕まっても、ツイてないと思うだけですよ。

      解像度はどこまで細かくなるんでしょ。32Kぐらい?ドラレコで4Kは
      もう製品が有ってもおかしくないですね。

  3. こんばんはー。

    私もドラレコ、とっても興味が有ります。
    でも余りにも安い機種だと、信号機の色味が判別できないとか、
    前走車のナンバーが確認できないとか、何かで読んだ事が有ります。
    (この機種は信号機の色味の確認はバッチリですね)以前は録画が有っても
    事故の時に警察では参考画像にはしてもらえない…とか言っていましたが、
    流石に接触事故発生の瞬間の信号機の状況とか、ナンバーまでバッチリ
    と写っている動画が有れば、保険の査定などでも優位に話が進められると
    思います。なのでドラレコにも画質は、ある程度は重要だと思います。

    もし事故が起きたとしたら…の検証なども見てみたいです(期待しています)

    • oink! より:

      60Hz地域でLED信号が消える現象はあるかもしれませんが、50Hz地域なら大丈夫です。前の車のナンバーも読めるし、基本的な性能は良さそうです。

      >保険の査定などでも優位に話が進められると思います。
      ドラレコを付ける目的として、大方そのことが一番目だと思いますが、
      逆に、自分に不利な状況だった場合ってどうなるんですかね?
      証拠隠滅のためにメモリーを抜いて捨てちゃうとか、そういう事もありそうです。

      警察24時とかでよくありますが、たまたま事件現場を通ったということで、捜査のために映像の提供を求められたりってこともあるのかもしれませんね。

  4. >ドラレコを付ける目的として、大方そのことが一番目だと思いますが、
    >逆に、自分に不利な状況だった場合ってどうなるんですかね?

    状況によるのかも知れませんが、双方が走行中に接触した場合には、
    どちらか1方が100%悪いというケースは稀になる…とか聞いた事が有ります。
    (1方が停止していた場合には、1方が100%悪いケースも有るそうですが)
    要するに、○○の点では私が悪いかも知れないが、××の点ではあなたが悪い
    ・・・を証明するために証拠動画が有ると有利になる・・・という事でしょうね。

    双方の言い分が食い違った時に、再確認するための材料って事でしょう。
    私の考え方だと、事故を未然に防ぐ為に普段から安全運転を心掛けて、
    それでも事故っったら、しょうがないだろう…と捉えています。
    でも、もし相手が理不尽な主張をするのであれば『録画画像』を出すよ?
    辺りで良いんじゃないでしょうか?転ばぬ先の杖・・・辺りで良いと思います。
    (私は実際に事故った経験は、ほとんど有りませんが)

    • oink! より:

      事故を起こしたことが無いので、どういう流れで過失相殺を決めるのか、
      全くイメージできません。ドラレコ映像を見るのはこちらの保険屋なのか
      相手側なのか、それとも弁護士なのか。
      相手側にもドラレコが付いていたら、両方の画像を見比べて、現場検証みたいな
      ことをするんですかね。
      カメラの画像にウソはないので、正確に過失割合を相殺できそうな気がします。
      私の場合はドラレコが付いたから運転が丁寧になったとか、そういう事は無さそうです。

  5. S爺 より:

    切り札は最後までとっておくべきです。
    うちのドラレコは、GPS内蔵なので、緯度経度、それまでの平均速度が動画に録画されています。
    だから、やぶ蛇にならないように、先に先にドラレコ動画があるぞ みたいな言い方はできません。

    フロントガラスが割れたとき、警察にドラレコの動画を見せましたが、すぐに、場所を言い当ててましたね。さすが、プロです。
    http://sg.blog.jp/archives/51999933.html

    • oink! より:

      >それまでの平均速度が動画に録画されています。
      「それまでの平均速度」なら低速なんでしょうけど、画像の景色と時間でスピードはすぐに計算できそうです。15km/h程度のスピードオーバーなら普通にありそうなので、「やぶ蛇」は大いに考えられますね。

      >フロントガラスが割れたとき
      飛び石じゃ警察は何もしないと思いますが、詳細が気になります。

      • S爺 より:

        飛び石でフロントガラスが割れた場合、
        自動車の保険で交換できます。ただし、次回契約時に等級がひとつ下がります。
        そのためには、事故証明書が必要なので、警察に行く必要があります。
        飛び石の原因は、対向車線のトラックのタイヤにハマっていた石がほとんどですが、まず、立証できないそうです。

        うちのフロントガラスは、わざわざ クールベールに交換していたので、高く付きました。

        • oink! より:

          そうか、事故証明ですね。
          石を飛ばした相手から取るんじゃなくて、自分の車両保険からですね。
          相手が分かったとしても、故意じゃないから難しそうですね。

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