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ハンディカム CX370Vレビュー

SONYのHDR-CX370Vを買いました。フルハイビジョンで動画が撮れて、きれいな静止画も撮れるカメラを探していたんですが、自分の使い道にピッタリと思い、これに決めました。

広角ズームレンズにストロボ付き。十分コンパクトデジカメの代わりになります。

 

カムコーダーは9年ぶりの買い替え購入です。今まで使っていたminiDVのカメラはまだ問題なく使えるのですが、ハイビジョンテレビに撮ったものを映すようになってから、ぼやけた映像に我慢できなくなりました。デジタル一眼の動画も魅力だったのですが、手ぶれ補正やフォーカスがまだまだ使いにくいようです。動画はAVCHDでメモリーカードに記録する方式が標準になりつつある状況なので、買い替えのタイミングとしてはいいのかと思いました。

通販で安いところから購入。シルバーより、こっちの色の方が人気で不足気味みたい。

このカメラに決めるまで、結構迷いました。他に候補になったのは、ソニーの上位機種CX550VとキャノンのHFS21。ソニーの強力な手ぶれ補正と広角のレンズは大変魅力でした。一方キャノンの画質がとてもシャキっと綺麗に思えました。高速なAFもすばらしい。
気持ちはCX550Vに傾いていたんですが、気が付いたらCX370Vを買っていました。

 

CX550Vでなく、370Vにした理由:

CX550Vのほうがマニュアルで色々凝ったことができそう。だけど実際は楽なオートで撮るような気がする。370Vでもある程度はマニュアルで調整することもできるし。
370と550の画質を見比べたが、両者に差はあまり感じられなかった。
液晶を外側に閉じて撮れるのでファインダーが無くても問題ない。コンパクトな点を優先。
370の方が望遠倍率が少し大きい。
1万5千円ほどの価格差。基本的な機能に差は無い。
9年前に買ったパナソニックのNV-DS200と比較すると、技術の進歩はすごいものがあります。画像センサーが良くなったのはもちろん、手ぶれ補正がすごいです。しかも値段は当時中級機種で10万円していたのに、今10万円出せば最上位レンジのものが買えます。

この小ささ!ウィ、ウィ~ン、ウィ~っていうテープを送る音はもう聞こえません。

 

CX370Vで撮った静止画。十分使えます。HDMIケーブルは別途購入したもの。

動画の画質に関してはこんなもん?って感じです。もう少し、くっきりとコントラストが強い絵が撮れるものと思っていたのですが、期待が大きすぎたようです。もっとも今までのminiDVのSD画質と比べれば雲泥の差で綺麗です。偏光フィルターでも付けると、もう少しシャキっとするのだろうか?
下の写真は付属のソフト[PMB]のインデックス画面をPrintScreenで撮って切り取ったもの。動画で見た色の印象はこれに近い感じです。

昼間に室内でiAUTOを使わずにオートで撮りました。(1/60 F2 6db)

下は[PMB]の[静止画で保存]で切り出したもの。上の写真と比較して見ると、結構くっきり、鮮やかに見えますね。

動画でもこれぐらいの見え方にならないのかな。

 

撮影中「カメラ明るさ」を2段暗くした部分の切り出し。全然良くない。(1/100 F2 6db)

 

動画から切り取った静止画は彩度も高くて、いい感じです。

 

PMBの編集ボタンでさらに彩度とシャープネスを高くしてみました。

動画の色以外では特に不満はありません。細かいことを言えば、右手親指で録画/停止はやりにくいです。理想は、筒を握るように右手親指をバッテリの左側にもってきて、人差し指でズームレバーを押せば録画、のような操作をしたい。そのほうが片手で本体をがっちりホールドできると思います。
それから、付属のケーブル2本について。今時アナログのケーブルが付いてても使わないと思うんですが。多くの人にとって、HDMIとHDDダイレクト保存用のケーブルが付いていたほうがありがたいはず。(価格アップしても。)

ソニー製品は今までの経験では、3年くらいで壊れることが多かったのですが、6年以上使えることを期待してます。

【解決】(’10.3.29追記)
コントラストが弱く、不満だった動画の色ですが、再生の方法によっては綺麗に映し出せることが分かりました。
カメラ本体をHDMIケーブルでテレビに繋いだ場合と、PCのHDDに保存したm2tsデータをPMBで再生した場合に色が薄く感じられ、不満でした。
これをPS3で再生すると、今までがウソのようにくっきりと綺麗に映し出されました。

REGZA ←(HDMI)→ PS3 ←(1G LAN)→ PC(DLNA server)

(2010-03-24 SS)

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