カブのDRL付きプロジェクターヘッドライトがようやく完成しました。
COB stripで作ったDRLは5W程度なので、熱や耐久性の面でも中々良さそうです。
これまでの流れ
5.75インチのハーレー用プロジェクターLEDヘッドライトをカブ用に改造
COB StripでDRL(イカリング)を作る
P付きハンドルスイッチに交換し、DRL用スイッチとする
DRL専用AC/DCコンバーターのケースを作る
課題の解決
AC/DCコンバーターが収まらない
AC/DCコンバーターがライトハウジング内に収まらないため、左サイドカバー内に設置することにしました。雨水の心配は要らないので、クーリングのための風窓を開けます。
図面をプリントして、スプレーのりで貼り付けます。そしてキリでセンターポンチ。
Φ3の孔を全部で100個近く開けました。
コードにギボシを、ケースの底に面ファスナーを取り付けます。
ライトハウジングとサイドカバー間は24AWGの4芯ケーブルで繋ぎます。
左に見えるのが4芯ケーブル。垂れ下がっているのはヘッドライト用ACDCコンバーター。
4芯ケーブルはフレームに沿わせてレッグシールドの内側を通します。
バッテリーを外して前側からケーブルを通し、反対側の孔から出します。
AC/DCモジュールの接続完了。4芯にACとDCが混在しますが、問題が起きたら考えます。
サイドカバー取り付け。自賠責保険もここに収納します。
ハンドルスイッチが緩々
ハンドルスイッチがユルユルなのでハンドル(Φ19)にSUSの薄板とビニールテープを巻いて太らせていましたが、ぐにゅ~って動きます。
コレは除去して、ハンドルスイッチのアルミダイカストの方を太らせようと思います。
測ってみると、中華スイッチは純正よりも1.7mmほど太い。
Rは純正品がR9.5に対し、中華品がR10。
板厚1mmのアルミ板を幅3mmほどに細く切って、U字に曲げます。
ハンドルに当たる部分にエポキシで接着。
ウインカー側も。このままだと少し太いのでヤスリで削って調整します。
赤の色埋めが汚い
塗料はカシューの赤を使うことにしました。
12年前にヘラウキを作った時以来ですが、固まっておらず全く問題なし。
ダイソーの使い捨ての筆で。綺麗になりました。
ヘッドライト接続
ヘッドライトASSYはプロジェクターヘッドライトに3本、DRLに2本の線が出ています。
それぞれのACDCコンバーターを通してDC12Vを加えます。
ケーブルを隙間に押し込み、左の3芯にヘッドライト、右の2芯にDRLを繋ぎます。
エンジンを掛けていざ点灯!
よっしゃーーーー! バッチリです。
ヘッドライト点灯時はDRLは点きません。(写真はLoの時)
まとめ
プロジェクターヘッドライトにするとカブの顔つきを変えられます。コレにDRLを追加すればさらに未来的なイメージになります。DRLはLEDテープで簡単に作れます。COB Stripを使えばツブツブが見えないし色も良いので、これから作るならコレ一択です。
【購入材料】
- 5.75”LEDプロジェクターヘッドライト $19.89 (AliExpress)
- COB strip CW 1m $7.64 (AliExpress)
- LM2596HV AC/DCコンバーター $2.22 (AliExpress)
- 24AWG4Cケーブル 3m $4.06 (AliExpress)
- 丸形ヘッドライトASSY ¥2,482 (amazon)
- エーモンギボシ端子12セット ¥279 (amazon)
(合計約6,500円)
ハンドルスイッチ操作の様子(2:02)
完成までに半年掛かりましたが、上手く出来たと思います。今後の課題としてはAC/DC変換をハンドルスイッチの手前に一つにまとめた方がシンプルかなと思っています。(満足度:90)
コメント
完成おめでとうございます。うまくAC/DCコンバーター収まりましたね。
改造前のことを考えるとヘッドライトでだいぶ印象が変わりますね
ありがとうございます!
ACDCコンバーターはモジュールが安く手に入ったので助かりました。
ヘッドライトが変われば26年前のバイクに見えなくなりますね。