先日100均COBタッチライトをそのままデスクライトとして使えるようにしましたが、それを今度はUSB電源でも使えるように手を加えました。
乾電池の他に、USBから取った5V電源でも光るようになりました。
5V電源入力
この照明器具は元々AC100V→AC12Vでハロゲンランプを光らせていました。土台部分のACコード出口にDCジャックを付けて、コーデッド/コードレスで使えるようにしようと思います。
最初から付いていたトランスはおもりとしてそのまま付けておきます。
5.5×2.1のDCジャックを基板にハンダ付けし、嵩上げ用のABS板をネジ止め。
ABS板をベースに接着し、スイッチを通してアームにコードを繋ぎます。
DCジャックが付きました。乾電池で使う場合はこの状態で。
USB5V電源を繋ぎ、アームに電気が来ていることを確認。
電池アダプター
ABSのΦ10パイプとΦ6の丸棒、生基板、銅釘を使って単4電池アダプターを作りました。これにコードをハンダ付けし、COBタッチライトの電池ケースに嵌めてから5Vを加える目論見。
マイナス側は生基板を貼り付け、プラス側は穴を開けて銅釘を差し込みました。
アームに来ている電気をCOBタッチライトに繋ぐため、傘に穴を開け、コードを通します。
銅ワッシャは銅箔テープをブリスターパックの透明プラ板に貼って作りました。
電池クリップ
COBタッチライトを乾電池で使う時に電池アダプターが邪魔にならず、隙間に収納するためのクリップを作ります。
3次元で検討したところ、単四2本が収まるスペースがありました。
モデリングした3Dデータを3Dプリンター(i3mega)で作ります。
CURAの設定はいつも通り。1.007倍してからABSで出力します。
プリント完了。この方向でプリントした方が折れにくいと思います。
いい感じで2本が留まります。
クリップの裏に二塩化メチレンをたっぷり塗って、シェードの内面に接着します。
しっくり収まることを確認。
ハンダ付け
コードを電池アダプターと銅ワッシャーにハンダ付けします。
ハンダ付け後、5Vを加えて通電テスト。バッチリOKです。
乾電池使用時は傘の天井に収まります。
完成です。USBの5Vで点灯中。
次は18650でも使えるようにして、3WAYかな。
コメント
アームを配線に使うとは、工夫満載ですね!
でも、5V剥き出しは何かの拍子にショートさせそうで怖いです。片側だけでも絶縁被覆したいです。
更に、COBライトの電池ボックス左右へ電極を作り、デスクライトのカバー側にはスプリング電極を作って、磁石でカチッとハメるだけで使えるようになると便利そうです。
アームに電気は元々の製品からそうなんですが、安全のためにはヒューズを入れた方がイイですね。
逆にミノムシで簡単に電気が取れるので便利な面もあります。
>磁石でカチッとハメるだけで使えるようになると便利そうです。
そうですね。電気ポットのコードみたいに磁石を活かせば良さそうですね。