先日キャンドゥで220円のベルトを買ったんですよ。GIベルトっていうやつです。バックルの仕上げがきれいだったので、作業ズボン用にイイかと思いましてね。
以前は(どこの100均か忘れましたが)110円で売ってました。もう値段が合わないのかな。
220円
バックルの所にビニールのカバーが掛かっていて、ちょっと丁寧な作りに見えました。
No.39651 02K-GIベルト厚手 BK ブラック 220円(税込み)
バックルの表面は塗装されているみたいで、仕上げはきれいです。
裏側はこの方式のバックルではよくある形。
ベルトは細めの、約32mm。金具のサイズが合ってないような感じです。
超芸術
ベルトがバックルに入らないという、あり得ない状況。
ベルトで締めることを拒む、トマソンのような超芸術的ベルトです。
寸法を測ってみました。
バックル内側の寸法は35.5mm。
対して、ベルトの端っこ金具の幅が38.5mm。
3mmも太いじゃん!
改造
返品してもイイんですが、面倒なので金具を短く手直しすることにしました。手順としては
1)両端の曲げられた所をヤットコで平らに戻し、2)金切り鋏で数ミリ短く切ります。3)角の部分を両頭グラインダーで削り、4)ヤットコで両端を曲げて、5)ベルトを挟んでバイスで締め込み、6)最後に両端を両頭グラインダーで仕上げました。
マイナスドライバーを突っ込んで、捻って金具を開きます。
形が修正できたらベルトに被せ、バイスで締め込みます。
端部を両頭グラインダで削って仕上げます。
反対側も同様に。
バックル内側よりもコンマ6mm小さくなりました。
まとめ
しかしこんな商品売っちゃっちゃあマズイでしょう。納品チェックしてないのかね。コレを買った人はどうしているんでしょうか?
端の金具が少し曲がってしまいましたが、許容範囲ということで。
コメント
まあ、ありがちですね。
最近の作業ベルトは↓のタイプに変わりつつあるようで。
自分も二本持ってますが、なかなか良いですよ。
https://amzn.asia/d/99i2H51
https://www.aliexpress.com/item/1005003905686600.html
金属のバックルはどこかに擦れて傷つけないか気を遣いますが
樹脂ならちょっとぐらい擦れても安心ですね。
ちょっと前にフレッツで買った時(っても、もう2年くらい前か?)は、まだ100円だったのに…。
自分らの頃は、まだ官品はGIベルトタイプではなく幅の細い・金具もDカン型のものでした。コレでは全然締まらないので、私物でPXでGIタイプのを買いってました。たしか1000円(500円かも?)位だったのと思いますが、当時のPXは総じて値段設定がかなり割高でした。また現代のように隊員が自由に外出できなかった時代ですので、下層隊員はPXでしか買い物できなかったからPXもそうとう強気の商売(トイレットロール1巻=¥100とか)してたましたっけ。
支給されるベルトが細いDカンというのは驚きです。
単純な物のほうが耐久性が良くて、応用が利くということでしょうか。
ただ予算の関係で、だとすると悲しすぎです。
PX品を扱っている楽天の店でデジタル迷彩のGIベルトを見つけました。
アレイイな~
米兵のことを”GI”と呼びますが、これは”government issue(政府から下賜されたもの=官給品)”と言う意味だそうです。ちなみに、”兵”とは下士官(俗に言う軍曹)以下のことを指します。
昔々のPXでは、各種教本類(戦車の操縦法とか、機関銃や大砲の操作方法とかとか…)なんかも普通に売っていたんですが、さすがにもう無いでしょうねぇ。
GIってそういう意味だったんですね。
PXで戦車の取説ですか。それは凄い!