Aliで買った5.75inchハーレー用プロジェクターLEDヘッドライトにはリングライトが付いていたのですが、直径が大きすぎてカブには取り付けできませんでした。
コレを使ってカメラ撮影用リングライトを作りました。(鏡の汚れ曇りでぼやけています。)
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余ったパーツ
製品の外周に付いていたリングライトはDRL用の白とウインカー用のアンバーが交互に並んでいます。SMDのサイズは3528(2835)で、数えてみたら56個付いていました。
カブのヘッドライトに収めるため、リングライトの内側で切りました。(詳しくはこちら)
実験
まずはこのDRL兼ウインカーの点灯実験です。ちょうど2色のLEDが交互に並んでいるのでAliで買ったCCTコントローラー(調色コントローラー)を使ってみます。
動作電圧は入力が5V~24V。
USBの5Vで点けてみました。
シェードを付けるとイイ感じで光ります。
リングライト作り
さて、この56SMD基板と、シェード(ディフューザー)を利用したリングライトを作ります。シェードは2つの爪が付いているので、これで固定する形のボディをモデリングします。
オレンジのパーツの中に1/4”ナットを収めて、三脚に取り付けできるようにしたい。
モデルが出来たら、3Dプリントします。
CURAの設定はいつも通りで。ABSでプリントします。
ボディ(後)が出来ました。
ナットを入れるパーツと、コードの蓋。
全てのパーツが出来ました。基板が入る所をヤスリで削ってクリアランスを調整します。
白赤黒のコードに市販の4PINコードをハンダ付けします。
最後に内側に1/4”ナットを入れて、二塩化メチレンで接着します。
裏側はこんな感じ。
完成
コントローラーが動作するギリギリまで電圧を下げて使います。
3.5V付近まで下げてコントローラーで調色・調光ができました。
最もウォームにした場合。
まとめ
2000Kから6000K程度の範囲で調色できますが、白とアンバーが混じらずツブツブが見えるのでイマイチです。撮影用として使うなら白LEDのみが良さそうです。(満足度:70)
こんな感じにフレキマイクスタンドを使ってカメラに固定して使います。動画撮影すると瞳に円く映るのがイイんですよね。今回は余り物パーツがあったので自作しましたが、こんなのは安いし、買ったほうがイイと思います。
コメント
特殊な丸型蛍光灯を使う拡大鏡を持っていて、寿命がきたらどうしようと考思っていたのですが、LEDと3Dプリンターがあればなんでもなりそうですね、参考になりました。
リング状のLED基板のサイズの合うものが見つかれば早そうですね。
3Dプリンターがあれば大抵のものは直せます。
ただ・・・新しい拡大鏡を買う方が安くて早いような気もします。
この辺が悩みどころですね。