4個口のPanasonic ザ・タップZを2口ずつにぶった切って、ひとつは直挿し型の2口タップに改造しました。残ったコードが付いた方も2口テーブルタップとして使えるようにします。
フラットなプッシュスイッチ、ランプを使わない通電表示など良く考えられた製品です。
内部部品を切断
ケースはプッシュスイッチボタンのちょうど中間の位置をピラニア鋸でカットしました。
4口のザ・タップZ (WHS 2524WP)を2分割。1口~3口の節電タップも作れると思います。
100Vが通る銅板はニッパーで切れます。スイッチからギリギリの所を短くカットします。
2本のネジで留める形になるので製品と変わらない強度で固定できると思います。
コンセントのカバーは熱硬化性の硬いユリア樹脂なのでミニルーターに砥石でカットします。
ケースの作成
このままでも使えないことはないですが、感電しないように板を貼ってフタします。
先端の切り取ったフタを移植します。R尻でカットしたのでそのまま使えるはずです。
空研ぎペーパーを机の上に置き、8の字を描くように動かしてケースの端面を平らにします。
先端のフタとなる壁も2枚を組み合わせてから平らに削ります。
ケースはABS製なので、二塩化メチレンを注射器で端面に数滴垂らして接着します。
リブの隙間にも注入し、2口タップのケースが完成です。
底のケースに部材をはめ込んだところ。どこかが当たっているということも無く完璧です。
上側のケースを嵌めて、2本のネジ締め込んだら完成です。
ちなみに買った時の4個口はこんな形でした。
合わせ面にポリパテ、水研ぎ、塗装すればスジも消えますが、今回はこれで完成とします。
空気穴がズレてますが、普段は見えない底なのでまあイイでしょう。使える2口のザ・タップZができました。欲しかったのは直挿しタップの方なので、出涸らしですけど。(満足度:85)
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