先にテスト結果を言ってしまうと、3年使ったディープサイクルはもう限界が近いですが、7年を過ぎたカーバッテリーはまだまだ元気。1年前より長持ちしました。
Aが一番新しく、Cが一番古い。Bは分解・補水済み。
バッテリーA:G&Yu・SMF31MS-850(115Ah) 2011年9月から2年11ヵ月使用
バッテリーB:G&Yu・SMF31MS-850(115Ah) 2011年6月から3年2ヵ月使用
バッテリーC:BMW純正55Ah 車で5年使用、2012年2月からソーラー用に2年6ヵ月使用
【実験方法】(1年前と同じです)
- まず2日間パルス充電器6アンペアでバッテリーを満充電にします。
- 満充電のものを2日間自然放電させて、抜けていく様子を確認します。
- 2日後に4A程度の負荷を掛け続け、11.91Vに達するまでの時間を記録します。
(機材 テスター:MAS838、パルス充電器:OP-0002、インバーター:CD-150のOEM)
3つのバッテリーはどれもインジケーターは正常の緑です。(写真はバッテリーB)
【実験1】 自然放電の様子を確認します。
カッコ内は1年前の数値
充電完了5分後電圧は満充電直後からだら下がりなので、あまり正確ではありません。
1年前と比べてみると、数値的には同等レベルで問題なしです。
【実験2】 4A程度の負荷を加え続けて電圧の下がり方を比較してみます。負荷は前回と同じく液晶ディスプレイ2台とLED電球の合計42W。
【バッテリーA】 1年前と同様に12.6V辺りから急速に電圧が下がりました。
【バッテリーB】 1年前の2/3ぐらいに容量が減りました。
【バッテリーC】 1年前よりもさらに30分ほど伸びて4時間33分!
カッコ内は1年前の数値
【バッテリーA】は1年前よりほんの少し劣化。電圧の下がり・戻りが激しい(フカフカ)。
【バッテリーB】は容量が1年前の約2/3に減少。電圧の下がり・戻りが激しい(フカフカ)。
【バッテリーC】は前回よりもさらに約30分伸びて、4時間33分。
ディープサイクル2コを昼間のバッファ用に使い、カーバッテリーを夜間のポーチ灯など(合計5W400mAh程度)に使おうと思います。ディープサイクルをいつ廃棄するかですが、太陽がかげって電圧が急速に下がるようになったら諦めようと思います。
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(2014-08-04 /batt3y)
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