犬用バリカンを充電しても動かなくなったというので、電池交換してみることにしました。

買ってから5年ほど経った、やすもんのバリカンです。
内部調査
まずはどんなバッテリーが使われているのか、分解して確認してみます。

バッテリーは指で押して爪を外せば取り外せます。筒型の電池が2本入っていそうな雰囲気。

爪を押し込めばケースが分解できるかな?

開けました。バッテリーは2AAのニカド(1.2V/ 600mA)でした。

充電回路は抵抗とダイオード?だけの単純なもの。充電は自動で止まる訳ではなく、自分で止めないと、いつまでも充電し続けるタイプです。

電池の電圧は2.62V。一応定格通り。

ACアダプターは3.0V/1A出力。

ACアダプターの出力は3.93Vでした。

直列2.6V。

2Sの中間部分。黒いのは電池の中心をマジックで印を付けたため。
電池交換
手持ちのNi-MHと交換してみます。

使い古しの100均Volcanoを使います。
へその分だけ電池が長いので、ケースに収まるようにΦ5の孔を開けてみました。

これならケースに収まるはず。

ミニスポット溶接機でパチっと溶接します。

一応こんな感じでくっつきました。

開けた孔はあまり意味がなかったかも。この後ビニルテープで蓋しておきました。
修理完了
3時間ほど充電してみると、バッチリ。力強く動くようになりました。

刃が擦れる部分に油を差してみると、抵抗が減ってさらに軽く動きます。これでまたしばらく使えそうです(満足度:80)







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