これまでソーラーパネルを全てベランダに取り付ていましたが、時間によってはパネルが建物や手すりの影に掛かり、一気に発電効率が下がってしまいます。
屋根に設置できればベストですが、陸屋根の場合パネルを固定するのが難しい。一般的には屋根にアンカーボルトを打って防水処理した上で架台を作るようですが、どうせなら劣化した防水シートの全面貼り替えを同時にやりたいところです。そうなると大掛かりな工事になるし、お金も掛かるし・・・。
ベランダ発電がお手軽!ってことで最初に作ったパネル。でも手すりの影が。
平らな屋根の上に置くだけでもパネルが風で飛ばされる事が無いなら、そこを利用したいところです。まずはその耐久性を確認するために小さい20Wのパネルで試すことにしました。
木材をかんなで削って横風が上に抜けるような枠を作りました。
ウレタンのサンディングシーラーの代わりに不飽和ポリエステルを塗ることにしました。
接合部にはガラス繊維で補強。
ポリパテを盛って水研ぎが完了。
サフェーサーで段差を見え易くし、ポリパテでさらに凹凸を均します。
198円のラッカースプレーで下塗り。
シルバーのボデーペンで上塗りが完成。
パネルは雨が溜まっても大丈夫なようにシリコンで埋めました。
側面にネジ止め用の穴とケーブルを通す穴を開けました。
逆流防止ダイオードをカシメてから2つのパネルを繋ぎます。
エアロカバーにパネルを固定します。
コネクタを通してケーブルを繋げば完成!
先日の台風4号の後に状態を確認したところ動いた形跡は無く、まずは一安心と言ったところです。あとはガラス面にゴミが溜まらないか、熱がこもらないかが気になる所です。
この置くだけの方法で問題無いようなら、もう少し屋根にパネルを増やそうかと思います。
※この後、100Wエアロソーラーにバージョンアップしました。
(2012-06-25 /aero_solar)
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