100均LEDライトを単三1本で光らせるための電池ケースを作りました。1回に3本交換するのって効率悪いですね。これを使えば電池の消費本数を減らせることができます。
100均ライト付属の単四3本型電池ケース(奥)と作った単三1本のアダプター(手前)。
LEDドライバー(CL0117と47μHインダクター)を組み込んだ電池ケースを作ります。材料はHI塩ビ管とABS板。まずは電池の両端に付く樹脂バネ部品を図面化しました。
プリントしたものを樹脂板に貼ってからカッターやヤスリで切り出します。
Φ22塩ビパイプとt1ABS板から作ったパーツ。
塩ビパイプ用の接着剤で接着しました。
電極は銅箔テープを切り出します。クラフトロボを使えばきれいで簡単。
電極を貼り付けます。
パイプをくりぬいた部分にLEDドライバーを納めます。左側がプラスです。
上からクッションテープで蓋をしました。
外から見るとはこんな状態。
ラベルを作ります。(作り方)
ラベルを外側に貼り付けてLEDドライバーを覆い隠します。
完成!(サイズ:Φ22×53)
これをキャンドゥの14灯・200円ライトで使ってみます。
ICのデータシートには5灯までと書いてありますが、14灯でも一応点灯します。
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後日問題が発覚!
テールスイッチを押してもLEDが点かなくなってしまいました。よくよく考えてみると閉じた回路なので電池を嵌めた途端(テールSWが切ってあっても)、電力を消費してしまいます。この点を何とかしないと使い勝手が悪すぎです。
そこで考えたのはお尻にスプリングを付ける方法。ICのGNDをテールスイッチの向こう側に繋げばテールスイッチで通電を切り離すことができるはずです。
ICのGNDと小さいスプリングをリード線でつなげます。
スプリングはテールキャップの縁に接触させることにします。
ただし、縁の染色を削り落とさないと電気は流れません。
本当は本体側はいじりたくなかったのですが、まあこれくらいならいいでしょう。
これでキャップを閉めればいいはず。
狙い通り。OKです。
アダプターを作ってから言うのも何ですが、これで点灯させる場合、ライト本体に抵抗が付いたままの状態なので無駄に電流を抑えてしまいます。1AA化するなら割り切って本体側を加工して単三専用にしてしまったほうがメリットが多いと思います。
(2013-04-19 SS)
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