LED電球って、まだまだ明るさや光色に満足できるモノが少ないと思います。我が家では電球型蛍光灯をメインに使い、少しずつLED電球を試しています。そんな中で「これはいいぞ」と思った商品を紹介してみたいと思います。
地味な存在だが色が良い日立のLED電球。
LED電球はこの一年で店頭価格が1,000円以上下がり、性能は逆に良くなって来ています。来年にはさらに安く、性能も上がりそうな予感です。何しろ10年使える商品なので、ここはじっくりと吟味して、少しずつお試しで買ってみるというスタイルで交換を進めたいと考えています。
LED電球で買って正解と思ったのは日立の「一般電球形 6.5W LDA7L」です。
電球色のLEDは黄色く不自然に光るモノが多い中、この電球は白熱電球に近い色で、とても自然だと思います。(参考記事はこちら・日立「一般電球形 6.5W LDA7L」)
後継機種が出たのでそちらも試してみたい。こちらはディスコンか?1,980円で購入。
光色は満足ですが明るさは電球色LEDとしては普通レベルの350lm。シリカ電球や電球型蛍光灯の800lm前後と比べると半分以下です。(明るいLED電球でもやっと600lmほど。)やはり廊下などのダウンライトに使うのがベストかと思います。とにかく明るく照らしたいのであれば現状では間違いなく電球型蛍光灯です。
電球型蛍光灯のお気に入りはNECの「ホタルックボールRELAX色 EFA15ELR/13-SHG-B」。こちらもシリカ電球とかなり近い光色で自然です。また、スイッチを入れたらすぐ光り、白熱電球やLED電球と比べても差は感じられません。スイッチを切ってから蓄光塗料が光るのもユニークです。(参考記事はこちら)
リビングルームのダウンライト6コをこれに替えました。
我が家の食卓を照らしているのはIKEAのMelodiという透過型のペンダントランプです。これに60W級の電球を付け替えて、光り具合を比較してみました。
※カメラの設定は [ss:1/15、絞り:7.1、iso:400、wb:電球] に固定
基準となる白熱電球 2コ100円の東芝製
さすがに天井まで明るく色も自然です。問題はCO2=電気代のみ。
電球型蛍光灯 ホタルックボールRELAX色
白熱電球と遜色ない明るさで、色も自然。スイッチを入れてからもすぐ明るい。
今まで取付けていた電球型蛍光灯 コーナンPBのボール型
黄色っぽい色味。上の2点と比べると暗い。スイッチを入れてから明るくなるのも遅い。
日立のLED電球 LDA7L
色味は非常に良い。天井側が暗いが食卓は十分明るい。
ドウシシャのLED電球 ルミナス
色味が黄緑っぽくて人工的な感じ。天井側がやはり暗い。
電球型蛍光灯 ホタルックボールRELAX色 2
スイッチを切った後の残光。結局、ペンダントランプもこの電球に替えました。
普段の生活では「まあ、こんなもんだろう」とあまり気にしていなかった電球の色や明るさですが、比べてみるとその違いがよく分かりました。
あまり注目されていないし、売る気も感じられない日立やNECの電球ですが、色に不満を感じているなら、ベストバイだと思います。(参考記事通りでした。)
日立のLED電球とNECのホタルックボールを同時に点灯させてみました。すると、ホタルックが白熱電球並みに瞬時に点くのに対し、日立のLED電球はワンテンポ遅れて点くことが分かりました。NECのホタルックすばらしい!【’10.08.20追記】
(2010-08-11 SS)
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