またまた386のギターアンプを作りました。今回はトーンコントロール付きのポータブルサイズです。カラフルなシリコンカバー付きのケースを使い、部品をこれに詰め込みました。
ケースはシリコンカバー6色、本体2色のバリエーションがあるので、好きな色を選べます。
386ギターアンプとしては飽きもせず4つ目になります。トーンコントロールを付けたものが作りたかったので、初めにフェンダーのトーン回路を組み込んで実験してみました。しかし、全く音が鳴らない。何が悪かったのか分かりませんが、トーン回路のイロハを求めてWEBサイトを色々とさまよっていたら、良さげなサイトを発見。(Bumper crop studioさんのWEBサイト) こちらに出ていた回路を使わせていただきました。
ケースはタカチのLCS型シリコンカバー付ケースと決めていたので、まずは部品のレイアウトを考えました。電池ケース無しのタイプなら何とか収まりそうです。
スモーキーアンプのような小さい基板ならジャックの間に入るかな?
スピーカーはセリアで買った丸七製の「耳もとスピーカー」。
8Ω/0.5Wのスピーカーは結構大きい音が出ます。
図面をプリントして貼り付け後、キリでセンターポンチを打って、穴を開けました。
200個近い穴。根気の要る作業です。
ケース内にスペースが無いので、基板は2枚に分ける形にしました。
今までに作った、コンデンサ2、3コのタイプと比べるとかなり複雑です。
2つの基板を作って、ワニ口で繋いで実験したら、ブーブービービーと発振(?)がすごい・・・。全く原因がつかめず、お手上げ状態でした。あきらめて、とりあえず失敗作を完成させてしまおう!と、リード線をハンダ付けしてギターを繋ぐと、不思議なことに全くブーブー鳴らず、ちゃんといい音が鳴るではありませんか。良かった~。何か得した気分。
ゲインは半固定抵抗、ボリュームはスイッチ付きにしました。
内部にはアルミテープを貼ったほうがいいのかな?
スイッチ付きVOLの軸が長いので、グラインダーでカットしました。
ゲインはシリコンのカバーを外して、ドライバーで調整します。
プラグを挿して右側のボリュームを回せばスイッチが入ります。
いい音! シリコンカバーが滑り止め、ビビリ止めになるのもいい。
【材料】
- ケース:LCS135-N-DB 724円(マルツ)
- スピーカー:耳もとスピーカー 105円(セリア)
- コンデンサ:全部で9コ 191円(共立エレ)
- 抵抗:全部で5コ 20円(共立エレ)
- J-FET:2SK30ATM-GR 26円(共立エレ)
- IC:LM-386N1 50円(秋月)
- LED:3mm青 42円(マルツ)
- スイッチ付ステレオ標準ジャック:MJ-189LP 2コ 230円(マルツ)
- ボリューム:普通のモノ、スイッチ付き、半固定 273円(共立エレ)
- ツマミ:レックスB-20黒 2コ 378円(マルツ)
- 基板、リード線等: α円
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(2009-12-28 386amp4)
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