トイレの手洗器の配管カバーがサビサビになってました。1ヶ月前は輝いていたと思うのですが、何でこんな所が錆びるのか?
床や壁の配管付け根に付けるこのカバーは「ワン座」って言うらしい。
調査
ワン座の周りをよく見ると床がビチョビチョになってました。その原因は配管の上の方から雫が垂れたみたいです。
Uトラップが錆びてます。そして錆びた所に亀裂が出来て、そこからにじみ出た感じ。
ってことで管を新品に交換することにしました。
まずは巻き尺で寸法を把握します。(→Φ25でステッキ管の長さが600mm)
TOTOの製品で、写真から似たものを探すとTL-60NS、T22S、TL590BSの3種類見つかりました。そして今度は品番からチェックしてみます。
図面を調べてみると、TL590BSが同じものであることが分かりました。
錆びた管のみを交換するだけでも良いのですが、一式セットで買うのと大して値段が変わりません。値段はamazonが一番安く、ワンセット3,900円ほど。でポチ。
検品
注文翌日に品物が届きました。
TOTOの純正部品 TL590BS 手洗器用排水金具(25mm・Sトラップ)
図面でもチェックしたので、間違いは無いはず。でも一応念のため現物に合わせて
一番上の手洗器に取り付ける部分からチェック。同じです。
U字管も同じ。
手洗器に取り付ける金具は取説を見るとPシールが必要とのこと。
Pシールというのはエアコンの配管パテのような固まらないシール材です。D2やコーナンには置いていないので、この金具は交換せず、古い物をそのまま継続して使うことにします。
Pシールは[TZ106A]が入手できればベストですが、Pシールガスケット[TH633]でも代替できそうな気もします。ホームセンターで「ブチルバテ」や「パテテープ」を見つけたら、それも使えそうです。エアコンパテはちょっと成分が分からないので止めときました。
交換作業
作業は10分ほどで終わります。まずは古い管をウォーターポンププライヤーで外しました。
コレもある種トマソン。
ステッキ管の端に付けたゴムキャップは以前のものを掃除して再利用。
各ナットを仮締めして
床の穴位置に合う角度に合わせて、本締めすれば、交換完了です。
クロムメッキがよく光ってます。
これで今後20年は行けるでしょう。
以前の修理
コメント
そうなんですよね
この手の部品は、値段が結構高いんですよ
なんでこんなに高いんだよって思ってたんですけど
よーく考えてみると何十年も使えるんですから
結果的には安価なんですよ・・・・とわかるのに時間がかかってしまった
ojisanでした。
まあでも20年使えば、1年あたり200円程度ですから安いものです。
箱に印刷されている9611って96年11月なんですかね?
こういう手洗い器も最近は流行らないような気もします。
錆び色から見て、管材は銅か真鍮(たぶん銅管)でしょうね。
oink! さんなら、ロウ付けやハンダでの補修に挑戦して
もらいたかったかな^^)。
はい、銅ですね。以前にステッキ管を叩いてフレア加工した時に思ったのは、柔らかくて曲げるのが簡単ということです。
>ロウ付けやハンダでの補修に挑戦
4000円程度で買えるなら、買ったほうがイイですよ。
新品のメッキは気持ちいいです。